行人徒然

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人格と制服と願望と職業
2000年09月26日(火)

 ちょっと本屋でさらっと流し読みした記事。
 制服というのは、着用している人の人格を形成するのに多大な影響を及ぼすそうだ。これを実証付けるためにアメリカで「看守と囚人」という2週間の実験を行ったが、あまりにもその形成や人格破壊が早く、精神的に不調を訴えるものや、第三者から見て「ヤバイ」者が増えたため、6日で打ち切ったそうだ。有名な実験なので、詳しくは説明しないけど、詳しい内容が知りたい方は各務まで。
 で、ちょっとここで触れたいのは、教師の人は日常からどことなく「先生っぽい」感じがするということや、政治家は私生活も政治家っぽい感じがするということについて。
 職業も、制服と同じようにその人らしさを形成する際にかなり大きな影響があるそうだ。
 どんなにだらしない人でも、細かい作業をする仕事をしていればだんだん細かい人になるそうだ。その「職業についている人っぽい」感じになっていくらしい。
 確かに、生命保険の職員さんはそれっぽいし、警察官や公務員もそれっぽい感じがする。銀行マンも、何となくそれっぽい。
 それから、「〜のようになりたい」という気持ちも、人格などに影響があるそうだ。まぁ、これはコスプレしてる人が自覚しているんじゃないかな?悪いけど、あなたはそのキャラの真似をしているわけであって、そのキャラじゃないんだから、そんなに尊大な態度に出ないように。
 ・・・とまぁ、ざっと言えばこんな感じの内容だったが、ふとそこで思ったこと。
「各務くん、ナッシュそのもので嫌なカンジ」
 名倉がしょっちゅうそういうのだが、M.D.F.的ナッシュというのは、
「わがまま勝手で傍若無人。自己顕示欲が強く自意識過剰。人を見下すクセがあり、やや偽善家。自分流の正義感を人に押し付ける上に、高学歴を誇っている。そのくせにあまったれな子供」
 というわけで・・・何かね?
 私は別にナッシュになりたいと思ったことはないし、ナッシュの制服(米国空軍支給品)を身につけたこともないし、ナッシュのコスプレをしたこともないが?もちろん軍人でもない。
 しかし彼女を始め他の方々も私のことを「ナッシュのようだ」ということは、私はナッシュに似ているということで、私の願望や職業、人格、身に付けているもの・・・それらすべてを統合するとナッシュになるのかね?

 願望・・・働かなくてもすむ生活がしたい。年上の彼氏、特にスポーツ選手または(特殊国家)公務員の彼または旦那がほしい。できればメジャーデビューしてみたい。字を書いて喰っていきたい。
 職業・・・少し前までフリーターで東北新幹線の車内販売委員。現在派遣で営業事務。
 身につけているもの・・・仕事中は制服(車販はスチュワーデスふう・営業事務は銀行と同じような形態)
 人格・・・変わり者といわれることもあるが、自覚症状はあまりない。

 さぁ、ナッシュか?
 それとも・・・あたしの場合もっと別なところにナッシュっぽいものがあるのか?
 名倉が言うには「思考回路」だそうだ。あたしにはちょっと分からない。自分の思考回路はナッシュに影響を受けたのではなく、いままでの人生上で築き上げた「各務オリジナル」だから。




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