今夜も(ノ`´)ノミ┻┻ 

2020年02月09日(日) ▲ラストレター

自殺した姉の訃報を伝えるはずが、ひょんなことから、
姉として初恋の人と文通(というか一方的に手紙を送る)ことになった人妻。

だが、様々な行き違いから、男から返信された手紙は、
彼女の姪と娘に届けられることになり、
その奇妙な文通の果てに、
ようやく開かれた最後の手紙に記されていたのは・・・。


これ、主人公は松たか子じゃなくて鏡史郎さんだと思うんだけど、
食われたとかじゃなくて、
監督が一番描きたかったのが、
1冊しか本を出してないダメ作家の再生だから、
しょうがないよね。
だって、松たか子、フツーの主婦なんだもの。
それ以下でも、それ以上でもない。
そして、フツーの主婦って、無敵で無双なものって、
無いと思うのですよ。

じゃあ、松たか子は何?って、
ヒロインは死んだ美咲(広瀬すず)だしってなって、
(だって、鏡史郎 は以下、略)
色々感想を読んでいたらぴったりな言葉がMVP。 

今、松たか子の伝説に新しい言葉がまた刻まれる。

MVP(大文字で)

いやあ、高校生の時に自分に告白した女の子が、
白いコットン着こなす素敵な奥様になっているのに!
もしかしたら彼女を選んでいたら、
ありきたりの幸福を手に入れたかもしれないのに、
それ全く思いもせず、
ただただ初恋の女を思い続けられるのって、
莫迦じゃない、すごくないですか。

福山雅治がハンサムオーラを消していて、
松たか子にだけ素敵に見えるのがまたよ。
そして、松たか子は、絶対に叶わないお姉ちゃんなんて、
面倒くさいだけなのに、
妬みとかなく、ただお姉さんが好きな、
普通の人って無敵じゃないですか。

目の前にあることをたまに、わーわーしながらも、
基本的にコツコツやっている、
普通の主婦がかわいいんですよ。

平成の奥様ぽく、家庭内のいざこざは、いろいろお任せ、
万事解決の、万能主婦。それをなんのてらいもなく、
やってのける、松たか子、やはり無双で無敵で素敵。

そして、豊川悦司と福山雅治の居酒屋の場面で、
テンションが上がった人は、反省したほうがいいと思いました。

(ごめん、私もだよ)


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