閑人録

2016年12月03日(土) 閻魔帳。少しは我慢せい!

少しぐらい我慢しろ!と怒鳴られました。
コレは多分、この日記の後半で、父に灯油代を払うよう迫るくだりの何処かでだと思います。
まんま返したい台詞ですね。
しかし、常々父は言うてはります。
自分はものごっつ我慢してる、我慢ばかりや、と。
それもこれも母が倒れ、私が至らぬせいだそうです。
父が調子に乗ったとき(周りに自分の親戚がいた時とか)なんかは、少しは反省しろ!!と言われます、はい。
まあ、どの口が我慢してるとかほざくのか。あ、その口か。

父の朝食中、朝の食後の薬を飲んでな、と言うと既に飲んでました。あれま。
まあ、いいかと思い昨夜薬を飲んだか聞くと飲んだとの答え。
夜、確認しに行った時は、薬置き場に残ってたので、その後、起きて飲んだんかなと思い、確認しにいくと飲んでませんでした。
「飲んでなかったね。薬残ってたわ」と言うと、「飲んだはずや、おかしい」との返事。
「残ってるから飲んでないよ。まあ今日はちゃんと飲んでな」と言うと、「おかしい。お前、見に行った時に、新しい薬を置いたんちゃうか。性格悪いから」
と、言われた。
「え、私が?性格悪いの?だからそんなんしたって??」
「そうや、お前は性格が悪いからそうゆうことするんや」
前は、母がとっくに退院して(父の世話を)さぼってるのを隠してるんじゃないかと疑われたときは、母親と似て嘘つきやからと言われましたが、今回は性格が悪いそーです。ああそうですか。
「ああ、そう。性格が悪いんや。そうやな。お父ちゃんがそう思うんやったらそうなんやろ」
「そうや」
「性格悪くても、そんなんして何になるか全然わからんわ。誰得なわけ」
とか言ってたら、
「ごちゃごちゃとウルサイ。イチイチ文句言わんと黙っとけ!!」
ですってー。あーあーはいはい。

その後、30分経つか経たないかで、銀行に株の配当金が入金されてるから記帳に行ってくれと言ってきました。これはさすがに命令ではない。
とはいえ、記帳はついでがあるときと以前からずーーーっと言ってます。また、いくら会社休みでも、一日に数度も、とか。昨日行ったのに今日も、明日もと毎日とかはATMに通うのは無理だからと言っておりますが、理解できない模様。

父は、認知以外に、足腰弱ってチョコチョコとした歩き方しかできず、外出も10-20M範囲内ぐらいしかできません。認知はわかりやすいところでは金銭管理、服薬管理ができません。

「今日は外出しないから記帳はできへんよ」
と言うと、
「ほんならいつや。明日か」(THE待てない病)
と聞いてくるので、
「明日、駅方向に用事ができればついでに記帳してくるけど、何もなかったら、月曜以降になる。月曜になったら会社に行くので駅にも行くし通帳預けてくれたら記帳できるから。」
と答えると、
「はよ、確認したいのに」
などとブツブツ。
昨日、違う銀行だけど、父の用事で朝から行ってるので、そん時一緒にすませたのに。
目の前にあるモノ、その時その時、でしか考えられない認知と言う病気とはいえ、付き合う家族は疲れる。
私は言い合いになっても、できへんもんはできへん、したくなかったらしたくないと断るし、最近は母に対してしてたような態度や言い方をするようになってきたけど、母レベルまではいってないので我慢できますが、疲労しないかというと疲れます。主に心が。
母などには体調悪くても何でも「行けと言ったら行け!」と怒鳴り、暑い最中でも家から追い出すようにして用事をさせてたのですから。体を壊して当たり前じゃないかと。

朝、そうゆう話をしてまして、昼から近所の方が弔問に来てくれました。
相手は私がずーーとしてたんですが、マイペース(父に関してはほめ言葉でない。勝手。気まま。ぐらいの意味で取ってもらえれば)な父が、隣の部屋から
「おーい、通帳記帳してきてくれ」
と、言ってきました。朝したのと同内容の話をリピート。通帳を預かりました。

たまに父が通りかかる(マイペースでトイレ行ったり、ご飯を食べるような時間じゃないけどご飯食べたりなんやかやで)そしたら、一言二言と会話をするんですが、その話の流れで、
「わしに逆らったら罰あたるで」
「天罰あたって死んでまうで」
と弔問に来てくれた人に言ってました。
また、心の中で切りました。いらん人間や、と。

午後は、灯油をヒーターのタンクに移すのに、昔と違い、シュポシュポと握らなくても電池式でボタンを押したらウィーン吸って、タンクに移してくれるポンプがあって、家のがソレになっててびっくりしました。
ただ、灯油残量が少ないと上手く吸ってくれないので、使い方を教えてもらうのに、このボタンを押したら良いんだよねや、灯油缶にはコッチを差し込むんだよね等、聞いてる最中、
「ココって灯油を移すのに関係あるの?」
とある個所を指して尋ねると、
「そこは関係ない!」
と、突然大声出して、ポンプを奪い取ろうとしてきたので、
「落ち着いて話して。怒鳴らんと」
と言うと、
「まず話を聞け!」
物を持たすとそれで殴ってきたりするので、ポンプで怪我をするとは思わないけど固い部分もあるのと、服に灯油がつくと洗濯とか厄介なため、ポンプを奪い取らせず、手で落ち着いてと制してたら、
「もう教えたらん!!」
と怒鳴り、トイレに行きたかったみたいでトイレに。
どうやら、自分の言いたい順番で説明をしたかったのに、私がコレは何?コレは?コッチは?と訊いたため、自分のしたいように説明ができずキレた模様。
抑えが効かなくなってるなーとの感想しかない。

灯油は入れられる分だけ入れて、残り少ないから父に買わないといけないと伝えると、「買いに行く」と言うので、「車に乗っていくのは危ないからやめて」に、「明日、一緒に行ってくれるか」と言うので「良いよ」と答える。
何処まで買いに行くのか尋ねると、いつもガソリン入れてるスタンドとのこと。あんな遠いところまで、と気が遠くなる。アホやろと思い、「近くで売ってるところでいいやん」と言うと「あそこが、入れる場所分かりやすくて良い」とのこと。
症状の一つ、変化を嫌うヤツです。
わかります。わかるんです。
でも、本人は車にはもう乗らないし、だったらガソリンを入れに行くこともない。多分灯油も自分でどうこうではなくなるだろうから、変えてもらおう、近くに。もしくは訪問販売に。
とか思ってたら、丁度灯油売りの車が通りかかったので「ここで買おう」と言うと「買ったことないので嫌だ」と。「わざわざ遠くへいかんと、こうゆう売りに来てくれるのを利用しようよ。どんどん体が効かへんようになるんやし」と話し、購入することに。
買ったよーと言っても、いくらやったか一切聞いてこず。又か、と思い、ドア全開でトイレしてはって、チャックを閉めつつ出てくるところだったけど、
「2680円やったわ。はい領収書。あ、下駄箱の上置いとくの。了解〜。じゃあお金払って」
と言うとブチ切れ。
「トイレしてる最中に!!ウルサイんや!!」(いやいや終わりでしょ)
外に出てくるのを待ってると、
「そんなとこでおらんで、はよ2階あがれ!!」(鬱陶しいんですよね、お金徴収待ち)
「払ってもらうの待ってるんやもん」
「金金と、けち臭いこと言いやがって!卑しいヤツや!!」(いやケチなのも卑しいのも自分やろ)
「いやいや、お金のことはちゃんとしやんと」
「えらそうなことばっかり抜かして。この糞……」(思いつかず言葉に詰まる)
「え?糞何?糞何なん??」
「糞ガキが!!家から出ていけ!!」(このセリフ何度目か。私の家やけどな)
「出ていくのは私じゃないよ。アンタやで」
「いや、お前や。お前が出ていけ!!」
「だから、私じゃなくてアンタやからね」
「口叩きやがって」とブツブツ言いながら、お金を払わず二階へ上がろうとするので、領収証持って上がるの忘れてないか聞くと、「払ってないから置いてるんや」と忘れてても認めない例のアレで。
「あがるん?払ってもらうの待ってるんやけど」
「払わんなんて言ってないやろ!!」
一階に財布置いてるのに今払わないで何時払うつもりなのか謎。気が向いたとき払いなんて、父は絶対忘れるし、私は待てない上に、払ってと言い続ける根気もないし、
「何時払ってくれるの」
と聞くと
「100日後ぐらいや!」と怒鳴ってくる。いやもう忘れる気満々やん、どアホが。バックレる気しかないやん。今やそれは冗談になれへんから。

「あかん。そんなに待てん。都合のいいATMちゃうから無理」
「今週中やったらいいんか」
「いや、今日中に払ってもらわな」(お前がわすれるからやろが)
「ほんなら今日中に払うわ」(払わへんかったらそれはそれで狙い?)
「今、待ってるんやけど(お金のある場所で)」
「ずーーーっとそこで待っとけ」と、小ばかにした言い方をしてきました。一人悦に入って憂さ晴らししてるような感じです。
母に対してしてたけど、今はできなくなったので、私をはけ口にしておりまする、的な。
この辺りは、もう全然顔を見てお互い話してないけど、大体わかる。
言うたったと悦ってます。
相手(家族)(特に母)をサンドバッグかなんか物だと思ってるので、傷つけることが大好き。「ずーーと待っとけ」ぐらいではどうも思わないけど、父が一人勝手に悦ってるのがムカつきます。

「あのさ、喪中ハガキの件、覚えてる?」と聞くと「覚えてるわ!」
「ハガキ代払わなあかんこと覚えてる?」と聞くと返事なし。
こりゃあかんと思い、2階に上がった父を領収証を持って追いかけ、
「これ払って。財布取ってくるから。どこにあるの?」
と財布の置き場所はわかってるけど、あえて自ら払うため財布を取ってきてもらう様にした、との設定場面を作ると、
「1階のあそこ」と言うので、取りに行き、お札をゆっくり一枚一枚出すのを待って、足りない小銭を数えるのも待ち、ある程度で、おつり渡せるから三千円くれても大丈夫だと伝えて三千円もらいました。
腸は煮えくり返ってたけど、ぐっと抑えて、お釣りを渡してから、元々そうしようと思ってたので、千円を出して、「これ、私の負担分な。少しもつわ」と言うと、父は少し止まった後、「今までの分も全部もて」と言ってきました。

あるあるです。母の金を当てにして、母によく言ってたヤツだった。
ので、「ほんなら、もう知らん」と言いました。
払いません、と千円回収しました。

二度と払わん。家の公共料金や自分の食費は全部全部自分で払ったらいいよ。

私は住宅ローンと自分の食費を払いますので。


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ダン [MAIL]

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