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きゅっ。
by きゅっ。
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■J−POWER CUP 第1日目
【J−POWER CUP 第1日目(4/24木)】

■ 男子大回転 1本目スタートリスト

01 佐藤 栄一 専修大・・・・・18.30
02 吉岡 大輔 チームJWSC・・・2.57
03 田代  剛 六日町高
04 鶴井 靖之 国学院大
05 山崎  純 小賀坂SC・・・14.66
06 山田 春貴 草津中
07 北村  早 関根学園高
08 目黒 智紀 六日町高
09 福崎  翼 十日町高
10 渡辺 靖彦 日本大・・・・7.82
11 高橋 朋也 白馬中
12 高橋 昌道 白馬中
13 星  隆裕 専修大
14 白井 淳平 日本体育大
15 竹田 征吾 小賀坂SC・・・・8.24




■ 女子大回転 1本目スタートリスト

01 広井 法代 チームJWSC・・・19.08
02 滝下 樹里 日本大・・・・・5.73
03 池田沙也加 野沢温泉中・・・38.14
04 新保  優 千田中
05 萩原  南 片品中
06 小野塚彩那 湯沢高
07 金子あゆみ 八海高
08 戸丸さおり 沼田女子高・・・38.16
09 星  瑞枝 上越高・・・・・7.05
10 村田  葵 白馬中
11 上重美沙紀 八海高
12 春原 優衣 山之内中
13 下村 沙織 嬬恋西中
14 吉越 菜未 野沢温泉中
15 小日山裕美 新発田商業高




 凄い選手たちだ。やっぱり、奥只見は、普通のB級大会とは違う。
 女子は、関塚真美と長谷川絵美が欠場したために、シングルは2人のみ。

 レースは、小雨が降り続く中、行われた。

 私は、丁度、中間地点の旗門員だった。最初の急斜面の入り口をちょっと降りた場である。同じ場所にTDの太谷さんと広井法代のお父さんがいた。このため、レース中ずっと、お父さんの話を聞くことになった。

 曰く、
 『スロベニアのサービスマンは、エッジを84度に研ぐ。ヨーロッパの硬い雪はもちろん、柔らかい雪であっても、選手たちには、鋭角なエッジを習慣づけた方が良い。』

 『ところが、奥只見に来る前に送られてきた板は86度だった。こんなんじゃ、使いモノにならないので、84度に整備してきた。』

 『ベークライトを使ったファイルガイドを作ってみたが、これを売りに出したいと思っている。』

 『自分の目の黒いうちに、この技術を日本の若い人になんとか伝えたい。』

 私自身は、お父さんの顔は知っていた。ちょっと昔は、そこら中の大会でお見かけしたし(知り合いじゃないけど。)。

 お父さんは、男子1本目に引き続き、女子1本目が終わるまで、ずっと喋りつづけた。それを太谷さんと私は、なるほどぉ〜〜と頷きながら聞いていた。

 男子の1本目が終り、引き続き女子の一本目も終わった。

 男子は、吉岡大輔(チームJWSC)がラップ、続いて佐藤栄一(専修大、糸魚川白嶺高出身)、女子は、星瑞枝がラップ、続いて広井法代だった。

 お父さんは、2本目のレースまで時間があるので、お茶を飲んでくると言って、コース脇をゆっくり降りていった。

 いなくなったのを確認した太谷さんが突然、

『イマの人、いったいダレ?』

と私に問い掛けてきた。

 「え゛。」

 元ジャパンコーチの太谷さん。お父さんのことは知っているだろうと思っていた。

 「ぁ。広井法代のお父さんだと思いますけど・・・」

 『ぁぁぁ。あの人、ダイブ○○○らしいよねぇ〜。』

 「へ?」

 『いやぁ、いろいろな噂を聞いてるよ。・・・。』

 「ぁぁ・・・。」

 そんな噂もあるのか。まぁ、事実なのかも。火のないところに煙は立たない。

 「そういえば、広井選手は、JWSC(吉岡大輔選手も所属の例の専門学校のこと。)の選手になったんですね。」

 『きっと、複雑な事情が・・・。』

 ううう。会話を続けられない。しばらくの間、太谷さんと私の間に沈黙の深い溝ができあがってしまった。


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04月24日(木)
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