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きゅっ。
by きゅっ。
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■J−POWER CUP 第2日目
 そんな中、愛知、山梨、岐阜の選手たちは、比較的身体が小さく、スキー操作もまだ慣れていない選手が多かったように思う。スラロームは、技術差がGSよりもあるように感じた。また、慶応大学の選手たちは、GSでは、スタート順に比べ、かなり順位を落としていた。全中選手が本気で滑ると、パンピー大学生ではやはりかなわない。でも、スラロームでは、ほぼスタート順の順位を確保していたように思う。つまり、スラロームのほうが、老練な技というか、慣れというか、そういったものが影響するのではないかと思った。

 さて、男子1本目が終了した時点で、旗門員きゅっ。を呼ぶ場内放送が入った。

 私、いったい、何か悪いことでもしたんだろうか?
 選手の通過の際にでも邪魔になったんだろうか?
 どこかの県から抗議が来たんだろうか?

 不安な気持ちを抱いたまま、ゴールテントへ滑り降りた。滑り降りる途中、他の旗門員から、何をやらかしたんだ〜〜〜と嘲笑を受けながら・・・。

 ゴールテントには、男子主審の長野県チームキャプテンが怒ったような顔をして待ち受けていた。

 (O.O;)(o。o;)ドキドキ

 ゴールテントに待ち受けていた主審は、私にこう言った。

 『ビブ32は、ゲートナンバー21で明らかにカタハンだと思うのですが、ジャッジペーパーを書かなかったのは何故ですか?』

 「・・・。(ぁ)。」

 やっぱり、渡辺拓也は片足不通過反則だったのか・・・。

 実は、32番スタートの拓也は、前日GSの2本目のラップをとっていたので、調子が上向いていると感じていた。なので、拓也のスラローム1本目には注目していた。その拓也が21番ゲート右ターンを通過したとき、一瞬、脚が大きく開いたのだった。カタハンか?とも思ったが、どうもポールの動きがカタハンのときとは、違って見えた。さらに、私は拓也の後姿を見るような位置に立っていたので、はっきりカタハンとジャッジできなかった。

 疑わしきは罰せず。ましてや、これは、ポイントレース。そして、カタハンすると、普通、本人はわかるし。拓也は、何事も起きなかったように滑り去っていったので、これでは反則キップを切れないと考えた。

 また、霧も濃かったので、各県コーチたちからは、わかんないだろうと(^^;;;

 「あれは、カタハンでは、ないと思います。多分、ポールが叩かれた部分の掘れに脚をとられたんだと思います。」

 精一杯の反論をしてみた。

 『いや。あれは、絶対カタハンです。カタハンということに決定しますが、よろしいですね。』

 有無を言わさない強硬姿勢。渋々了承するしかなった。

 でも、主審クンは、白馬チームの選手について、ビデオをとっていて、同じような失敗をやらかした選手にはビデオ判定したクセに、拓也については、自分のところの選手じゃないのでビデオをとっていないからカタハンに違いないという。

 まぁ、主審と旗門審判員の判断が食い違った場合は、当然、主審の判断が優先されるし、それほど拓也に肩入れする義理もないので、あまり食いつかなかったけど。

 ゴールテントでの説明を終え、旗門の持ち場に戻るためにリフトに乗ったら、偶然、藤岡憲人(六日町高2年、小出中出身)が一緒に乗ってきた。

 「拓也、カタハンだって。主審に呼び出されちゃったよ。」

 『ぁぁ。拓也ももしかしたら挟んだかもしれないって言ってましたよ。』

 (゚゚;)\(--;)オイオイ ナニイッテンダヨ

 挟んだと思ったら止まれよ〜〜〜!

※32番渡辺拓也ゲート21番片足不通過反則についての補足

 一応、拓也が通過したあと、ポール際に行ってラインを確認してみた、私。でも、内スキーが跨いでいるラインは確認できなかった。
 また、私の下隣の旗門審判員の佐藤洋一さん(アクシオム校長)に確認を取った。カタハンですか?どうですか?・・・と。

 洋一さんは、カタハンではないと思うと言ってた。つまり、選手を背面からでなく、正面から見ていた旗門員も通過ではないか(!)と判定していたのだ。


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04月25日(金)
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