ID:85567
Kenの日記
by Ken
[99175hit]
■長崎の休日(一日目)
2月の第二週に「すばる」の出向を控えて23日から3日半の休日を取りました。この機会に妻を長崎に来てもらいました。妻は沖縄旅行の経験はありますが九州は初めてです。その初めての九州旅行は大変な天気になりそうな様子です。今回西日本特に九州上空に非常に冷たい寒気団が流れ込んでいて、九州でも大雪になるとの予報がなされていました。長崎は午前中こそ太陽が非が差していましたが、午後からは厚い雲が立ち込め空気はどんどん冷たくなっていきました。妻の飛行機は一時間ばかり遅れましたが無事長崎に着きました。天気は雨模様ですがまだ本格的荒れてはいないので、荷物をアパートに置いて天候が崩れると楽しめないグラバー亭を見ておくことにしました。
まず大浦天主堂を見学してから「グラバー園」に向かいました。大浦天主堂からグラバー園までは遠藤周作が好んで歩いた「祈念坂」を登っていきました。大浦天主堂からグラバー園までは右の道が土産物屋さんで賑わうメイン道路、そして大浦天主堂の左から登る坂道が「祈念坂」です。この道は殆ど観光客が通らない急な階段の坂になっています。この坂道の途中に「レストハウス」がありますがそこからの眺めは素晴らしかったです。ナポリのサンマルティーノ修道院からのナポリ市内の眺めを思いだしました。グラバー園の主要な洋館を見て回りました。
晴れていれば「蝶々夫人」が「ピンカートン」を待って海を眺めるシーンを想像できるのですが、今日は生憎の雨模様でした。日本に来たことがない「プッチーニ」の「蝶々夫人」は長崎の雰囲気を良く描き出していると思います。特に悲しい「ある晴れた日に」は奥深い長崎港に入ってくる船の様子と、それを待ちわびる「蝶々さん」の気持ちを劇的に表現していると思います。グラバー園の後は旧正月の準備に入った中華街を見物して駅前のアパートに戻ってきました。
01月23日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る