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徒然なるままにときど記
by TORY
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■夏の終わりの再会
去年の7月とか8月の日記に、窓から猫が入ってきて驚いたことを何度か書きました。
今年は夏が来ても姿を見せることはなく、時折去年のことを思い出して安心したような寂しいような複雑な思いでおりました。
すると今日。
夕方、日中部屋にこもった熱気を出すため窓を開けていると、外でカサカサという音が。
すだれが揺れた音かとも思ったのですが、何となく気になって窓の外を覗いてみると…
いました。薄いこげ茶っぽい猫さん。
去年と少し違うのは、若干窓に首を突っ込みつつも中に入ろうとはしないことです。
そのうちそれもやめて、窓の外で微動だにせず佇んでいます。
もしかしてわかっているのでしょうかねぇ、入っちゃいけないってことを。
学習してるなぁ…とか思った瞬間、何だかすっかり「ウチの子ってば賢いわ〜v」状態になっている自分に気づき、慌てて窓を閉めました。
飼えるわけじゃないんだから、変に情を移すのは良くないことです。
飼い主を探すとか、そんな根性もありません。元来自分本位な人間ですので。
でも、ちょっとだけ思うんです。
今年も生きてて良かったな。来てくれて嬉しいなって。
最悪のエゴですな、もう。
08月22日(金)
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