ID:77058
徒然なるままにときど記
by TORY
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■運が無いこと山の如し
これは1月初旬にして早くも今年のTORY的流行語大賞最有力候補にして、ここ最近の私の状態を指しています。
(元ネタは年末の某番組で勝俣氏が次長課長河本氏のことを指して言った言葉)

そんな運の無いこと再骨頂のお話を。大長編です。
この日記の日付の前日は、ものすごい大雪でした。
どう考えても40cm以上は積もったと思われます。
そんな雪にもめげず…というより「お前のせいでこんなに雪が降るんだ」と言われながら(雪女)友人と日付が変わるまで遊んで別れたのが午前1時。
途中でどうしてもラーメンが食べたくなったのでカップ麺その他の買い物をしたり、24時間営業でセルフのガソリンスタンドで給油をし…ようとしたら雪の影響で機械が上手く作動しなくて結局待機していたスタッフを呼んで直してもらったりして、ほとんど除雪されていない道を悲鳴上げながらちんたら走って、アパートにたどり着いたのは恐らく午前2時40分くらい。
当然そのまま駐車場に車を入れる状態ではなく、かと言って除雪が行き届いていない道では一時的に車を避けるスペースもなく、「ごめん!少しだけ!!」と心でわびながら、たまたま外出していた他の駐車場2台分辺り(ちなみに、ここの駐車場をまともに除雪しているのは私だけで他の人はほとんど雪をどけずに無理矢理停めている>ここ後で重要になるポイント)に斜めに停めて急ピッチで除雪開始。
半分くらい終えた辺りで、アパートの前の道を走る『交通安全』と前方に書いたトラックらしき車が。
どう考えても通れるくらいの道幅は空けていたのに、それでも通れないという素振りを見せるトラックのために仕方なく車に戻り、少し奥に車を進めると…
キュル。
どうも怪しい音が。
しかし除雪が先と大急ぎで雪をどけて、漸く停められるくらいのスペースが出来たため、車を動かそうとすると…
キュルルルルル…
やっぱり〜!!!
あまり雪かきをしていないところに、普段他の人が停めないような形で車を突っ込んでしまったため、腹がつかえて動かなくなってしまったのです。
(雪国在住でない人のためにわかりやすく言えば『車が埋まった』ということ)
スノーヘルパー、剣先スコップ…様々な道具を駆使して抜け出そうとしましたが、やはりダメ。
そのうち、私が動けないでいるスペースの元々の使用者が帰ってきてしまいました。
ちなみに使用者は隣人の男性とその彼女の方。私が動けなければ自分が停められないこともあって何かとお手伝いしていただいたのですが、何をやっても車はさらに深く埋まっていくのみ。
JAFを呼ぼうにも電話はチケット販売当日のプレイガイド並みにつながる気配がありません。
とりあえず隣人の車は私の駐車スペースに停めてもらって、出られた時点で車を入れ替えるということにしてもらい、引き続きJAFへ連続コール。
普段チケット取りで鍛えられているせいか否か何とかつながり、状況を話すと「今日は天候のせいで要請が多いもので、今からだと3時間から4時間くらいかかりますが…」。
ちなみにこの時点で午前4時半近く。
どんなに遅くなっても来てもらわないわけにはいかないので、とりあえず予約を取り付けて助けがくるまで車内で仮眠。もう一台分の車の持ち主が戻ってきた時の対処を考えると部屋に戻って休むわけにはいきません。
そしてすっかり寝ていたところを携帯のコール音で起こされると目の前にJAFの牽引車。
ひっぱり出してもらって、ホッとしたのが午前6時半頃。
このまま隣人のスペースに車を停めて昼くらいまで待とうか悩みましたが、許可も取らずに勝手にそんなことをするのも逆に失礼かと判断し、隣人に車を戻してもらいました。
平謝りで謝って、隣人を見送った後。今度は自分の車を戻す番。
これでようやくラーメンが食べられる〜。
…というのは大げさですが、とりあえず苦しみから解放された安堵感でいっぱいになっていたことは事実です。
その時点で車は自分のスペースのかなり前方にあったため、バックで戻るか周囲を回って戻ってくるか悩みながら、やはりバックは危ないなと前進したその時。
ガクン。
キュルルルル。
轍にはまりました。

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02月05日(日)
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