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今日の私
by かずき
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■『M.A.』製作発表
行ってきました、製作発表。
大手町はパレスホテル、13:00〜14:30。
キャストなんかは既にどこにでも載っていますが、
まずは念のため。原作は、中学ぐらいで読んだはず。
すごく勢いつけてガーッと読んだ記憶はあるけれど、
詳細をちっとも覚えていない辺りが情けない。
1年後には忘れてそうだし、今のうちに読み返そうかな?

原作:遠藤周作「王妃マリー・アントワネット」
脚本・作詞:ミヒャエル・クンツェ
作曲:シルベスタ・リーヴァイ
演出:栗山民也

マリー・アントワネット:涼風真世
マルグリット・アルノー:笹本玲奈、新妻聖子
アクセル・フェルセン:井上芳雄
アニエス・デュシャン:土居裕子
ルイ16世:石川禅、オルレアン侯:高嶋政宏
カリオストロ:山口祐一郎、ボーマルシェ:山路和弘
ロベスピエール:福井貴一、ラパン夫人:北村岳子
ローズ・ベルタン/ポリニャック夫人:春風ひとみ
ロアン大司教/レオナール:林アキラ
エベール:広田勇二、ギヨタン博士:佐山陽規
ラ・フェルテ:tekkan

メインキャストは噂で出ていたとおりで、
特に2人のM.A.辺りは「ふう〜ん・・・」なのですが、
サブキャラクターたちに厚みがあって嬉しいかも。
春風ひとみさんなんて、まんま想像できちゃうし、
岳子さんも似合いそうだし、福井ロベスピエール!
佐山博士も良さげだし、脇は安心して観られそう。

で、肝心の製作発表の内容ですが、
通訳の方は、急に決まったのでしょうか?
リーヴァイさんはともかく、クンツェさんのお話は、
通訳さん自身が今ひとつ把握できていないままに
訳していらっしゃるようで、日本語として分かり難く。
数センテンスずつ聞いては通訳するわけだから、
大体はどんな話になりそうか理解できる人でないと、
的確な単語を選んで話したりできないだろうに残念。

でもクンツェさんのお話は、それを引いても興味深く、
「圧政や、それに対する革命、という暴力によって、
世界を動かすことができるのか」がテーマなんだとか。
フランス革命の時代を描くことで、テロや、それへの
圧力の続く現代社会をも考えさせてくれるらしい。
実は私にとってクンツェ&リーヴァイというと、
「真面目に話を考えると矛盾点だらけで悩んじゃうから、
場面ごとに うっとりするが勝ち」な東宝エリザのイメージが
強かったので、栗山演出との相性が不安だったのですが、
これなら、ただのコスプレ舞台にはならないかも?

会見中の席は、向かって左から(敬称略)、
高嶋、石川、井上、涼風、リーヴァイ、クンツェ、
栗山、新妻、笹本、土居、山口だったかと。
涼風さん以外は全員、黒系でドレスアップなのに、
祐一郎さんだけが、タートルネックのセーターに、
濃いとはいえ茶系ジャケットなのがチェックポイント。
どんな時も、ちょっと外したり、おちゃらけたり
しないではいられないんだなぁと、軽く溜息。
いや、これでも結構ファンだったりするのですが。
あ、でも、遠目でよく分からなかったけれど、
高嶋兄さんもネクタイはなかったのかな?

私から一番よく見えたのは、高嶋〜井上の3人と、
クンツェさん〜玲奈ちゃんの3人だったのですが、
スキッと背を伸ばして正面を見続ける玲奈ちゃんと、
なぜか軽く微笑み続ける新妻さんに対して、
結構まじめに、話している人を見て反応している
男性陣が対照的で、見ていて飽きなかったかも。
でも高嶋兄さんの朗らかな感じに対して、
隣の禅さんが、終始眉を寄せて深刻な顔つきなのは、
本人の神経質な面が前に出ていて、ルイ16世としての
記者発表にはイマイチかなぁなんて思ったりしつつ。

歌は5曲。
『Turn, Turn』(仮題)『悲しみを涙で』by新妻&土居
『百万のキャンドル』by笹本
『神は愛してくださる』by土居
『A Voice In My Heart』(仮題)『私の心が訴える』
『全てはあなたに』by涼風&井上
4曲目は、新妻さん&M!のアンサンブルさん
男女各5人と。顔は全然分かりませんです。


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12月01日(木)
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