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今日の私
by かずき
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■『ギルダ〜愛の設計〜』(厳しめ感想)
『レ・ミゼラブル』初日。
一応チケットは取ってあったのですが、
諸事情により売り払って『ギルダ』2回目を観る。
まあ、駒田さんも東山さんも初日は翌日だし、
綜馬さんは2回目を観るからいいかなと思って。
そして ふと気づけば、徳井テナがゼロだった。
3月は駒田テナ、4月は限定アンジョ&テナ、
5月はスペシャル中心にチケットを取った結果。
皆に避けたんだろうと言われまくって見てみれば、
確かに登場回数はダントツで多いんですね。
3か月で13回取っておきながらゼロなのは、
・・・無意識で避けたのかもという気がしてきた。
つい最近、小鈴アンジョがないことに気づいて
買い足したばかりなのに、またしてもキャスト
コンプリートを逃すのは悔しい気もしますが、
現時点で足りない観たい組み合わせといえば、
一孝-綜馬、一孝-今、泉見-知念、藤岡-知念。
どれも欠勤しないと徳井テナとは当たらない。
という訳で結論。
山口楽が降ってきたら、キャストコンプリート。
可能なら、最後のチャンスかもしれないから
一孝-綜馬だけ追加すること。以上。
そして結局、どんどん増えるんですよね・・・。
<以下、結構きつい感想です>
『ギルダ〜愛の設計〜』
<作>ノエル・カワード
<演出>竹邑類
<時間>1幕40分(10分)2幕70分(15分)3幕45分
<場所>博品館劇場C-22(2列目上手ブロック)
<出演>
絵麻緒ゆう、瀬下尚人、蓉崇、戸井勝海
鳥居かほり、小野妃香里、山本道子
村國守平、藤本道、倉門勇次
今、公演詳細を書こうとして気がついた。
上演時間が、初日と違っているのは何故?
私がメモし間違えたのかなぁ・・・?
でも、2幕が一番長いのは間違いないです。
にも関わらず2幕が比較的一番楽しめるのも、事実。
1幕なんて、今日は開演に20分遅れてしまったのに、
残りたった20分で退屈できるほど長く感じましたから。
ただひたすら、会話が同じテンポで続くんだもん(泣)
3幕も、メイン3人の会話は同じテンポで続くけれど、
鳥居さんのキャラがうまくテンポをずらしてくれるし、
周りに村國さんたちがいて演技してくれているので、
そちらに目を逸らしていられて、苦痛度は低め。
後半に戸井さんが出てきてからガガッと話が
動く辺りは、多分ひいき目じゃなく面白いし。
戸井さんって「上手い」役者なんだなと しみじみ。
2幕は、ウロチョロする山本@掃除婦さんが
単調なテンポを崩してくれるし、アドリブも可愛い。
何とも愛嬌のあるキャラクターを見せてくれて、
彼女が出ている間はホッとしながら観ていられます。
後半になると、戸井@アーネストが再登場。
前にも共演していてテンポがつかめているのか、
絵麻緒さんも台詞を言ってるだけではない感じで、
「おお、舞台を観ている!」と思いつつ過ごせる。
まあ、その時間が終わった後にある瀬下@レオと
蓉@オットーの長い長い会話は、またしても
同じテンポで続き、途中で飽きてくるのですが。
何がいかんって、これは演出を責めるべきなのかな。
コメディといえばテンポが命。テンポというものは、
中で演じている役者より外の人間の方が見えるはず。
間を取らせ、ちょっとした言い方でニュアンスを変え、
舞台全体のバランスを整えることが、何より肝心。
そこに手を抜いたとしか思えない出来上がりだし。
まあ、他も、必要なところには
手がかかっていない、と感じてしまうんですけど。
衣装に関しても、1幕のドレスは、ちゃんと採寸して
作ったのかすら疑問に感じるものだし、3幕のものは、
絵麻緒さんの体型の悪さを強調して見せる形だし。
最後に衣装換えまでしてのダンスシーンがあったり、
不思議なところには力が入っているのを感じるので、
竹邑さんが、この脚本を自分のテリトリーに入れて
演出しようとした結果、失敗したという事なのかなと、
役者だけでどうなるものでもないのかなと感じています。
03月08日(火)
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