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今日の私
by かずき
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■『エリザベート』ソワレ雑感
いつになったら日記の日付が追いつくのやら。
・・・といった感になってまいりましたが、
これを書いている本日は24日(月)夜です。
昨日のモナコとかモナコとか、『新選組!』とか
新選組!展とか、他にも いろいろあるのですが、
とりあえず順番に。
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雨にたたられた日。朝、暗くて目が覚めず、
寝坊して走っていたら水溜まりに足突っ込んで、
濡れた足で更に走っていたら、駅の上り階段で
パンプスがすっぽ抜けて階段下まで落ちて行き。
人込みかき分け下まで戻って履き直して駆け上がり、
電車に乗り遅れて、結局 遅刻。やっと職場に着けば、
雨で飛行機が遅れて今日の仕事が届いてない。
18:15開演だというのに、待てど暮らせど来ない。
結局、届いたのは夕方4時過ぎ。
3人で分けたとはいえ1日分の仕事を2時間弱で
終わらせるという強行軍で、駆け込みセーフ開演。
終演後は、友人と少しおしゃべりしてから帰宅。
夜は10時から『壬生義士伝』と『離婚弁護士』が
かぶっていたけれど、きっと野球で遅れるだろうと
WOWOWをタイマーかけて出勤していたから。
けれど、帰宅してみれば雨で野球は中止(当然だけど)、
既に『離婚弁護士』は半分終了してしまっていて。
野球って普段邪魔なのに、こんな時だけ役に立たねぇ!
まあ、『離婚弁護士』は1話完結ものだから、
1話抜けた程度じゃ問題ないのが有り難いですが。
『エリザベート』(山口・石川・パク・今)
・帝国劇場H-36番。
前の人の座高も低くて、スカーッと全部見えた。
どこを、誰を見るのも自由な状態で惹かれたのは、
なぜかエルマー(or今さんの演じてる人)でした。
祐一郎トートは、1幕で既に「何か変・・」と
思いつつ観ていたら、幕間に連れに「祐一郎さん、
ロボット化が進んでる」と言われて思い切り納得、
2幕は関節の少なさばかり気になってしまったし、
今期お気に入りだったルキーニは、やりすぎで
もはや高嶋兄にしか見えなくなってしまっていたし、
シシィも、いつものような感動するほどの美しさは
感じられず、目を惹きつけられなかったのが残念で。
それでも最初のうちは、
今期の私らしくフランツに目を惹かれていて、
「幸せになりましょう〜」「うん!」など、
綜馬陛下とは違う若さを楽しんでいたのですが、
結婚式直前、幕前での場面で、金モールに赤い
袖口も映える才走った感じの若者(今さん)が
伯爵を茶化すように歌う♪長い説教だった が、
ポーンと耳に飛び込んできてからは、目が釘付け。
今期前半に比べて抑えが利いていなくて、
熱くなりすぎているエルマーは、実はあまり
好きではないのですが、その経年変化は◎。
出てくるたびに貫禄がついていく姿に感動したり。
もちろん、登場シーン自体が少ないので、
話についていけなくなったりまではなかったの
ですが、♪ミルク やハンガリー訪問など、
エルマーが上手にいる場面は他の記憶が薄い(^^;
でも後半は意識を取り戻して、今回の目的である
山口&朴(初観劇コンビ)をしっかり観てきました。
でも朴さん、もしかして声つぶしちゃってます?
前に内野さんとで観たとき、声の伸びに感動して、
もう浦井ルドじゃ観られないとまで思ったくらいで、
山口トートとの♪闇が広がる、楽しみにしてたのに・・・。
聞こえないとか かすれるというレベルじゃないけど、
何かが のどに詰まっているような声が辛そうで、
期待していただけに残念でした。
でも、演技は驚くほど良くなっていたと思う。
浦井君の、まだ少年くさい青いルドルフに対して、
ちゃんと世界が見えて冷静に頭で考えた上で、
憂れいている大人な感じ。浦井ルドがエリザベートの、
死に魅入られるような不安定さを受け継いでいるなら、
朴ルドは、エリザベートの聡さを受け継いだ感じかな。
今までのルドルフだと、成長したエルマーたちに
踊らされる熱ばかりの若者という印象が強かったけど、
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05月20日(木)
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