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今日の私
by かずき
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■『阿修羅城の瞳』at新橋演舞場
6日ぶりに仕事に行きました(^^;
まだ微熱はあるし、ちょっと水分摂取や薬を忘れると
痰はからむわ声は出なくなるわで辛いのですが、
1週間病欠するには医師の診断書が必要なので。
さすがに風邪ごときで診断書もらえないだろうし、
ちゃんと休んでいれば治っていた頃だろうという
気もするので、これ以上サボっていられないし。
でも出てみたら、私の翌日から休み始めた人が
やっぱりまだ出てきてないらしいという話。
今年の風邪、本気でバカにできないようです。
・・・と言いつつ、まだ劇場通いしていますが。
欠勤中に舞台4本観てコンサートまで行ったなんて、
口が裂けても会社の人には言えない(^^;
今日は、昨日観に行ってきた劇団☆新感線の舞台。
どうも疲れていると文章を短くまとめる能力が
著しく低下するようで、またしても長文感想です。
<幕>全2幕、休憩30分込み 約3時間40分
<主な出演:()内は前回キャスト>
病葉出門(わくらばいずも):市川染五郎(同じ)
闇の翼鬼(つばき):天海祐希(富田靖子)
安倍邪空:伊原剛志(古田新太)
美惨(びさん):夏木マリ(江波杏子)
桜姫:高田聖子(森奈みはる)
抜刀斎:橋本じゅん(渡辺いっけい)
四世鶴屋南北:小市慢太郎(加納幸和)
十三代目安倍晴明:近藤芳正(平田満)
流しの滝次:Taki(同じ)
新感線の染五郎さんは割と好みなのと、
最近、天海さんがお気に入りなので観に行きました。
そして途中まで観ていて あれ?と思ったのは、
私はこの内容をどうやら知っているらしいこと。
思い返してみれば、ほぼ初新感線で前回公演を観たような。
しかも、上手端の2列目で観てしまい、あまりの大音量と、
にも関わらずセリフも歌詞も全く聞き取れないことに苛立ち、
本当に耳を塞いでいるうちに、友人ともども熟睡。
何が何やら分からなくなったという記憶が蘇ったり。
その舞台にまた1万払おうとは、私、バカかも(苦笑)
でも、2年で感覚が変わったんだな〜と思う感想でした。
以下、思いっきりネタバレ感想です。
しかも、もしや前回の方がキャスト良かったかも?
何だか設定に対してキャラクターが軽いというか弱い感じで。
これの主な登場人物たちって、みんな狂気を背負ってるんです。
鶴屋南北なら、人間としての魂を鬼に売っても本を書きたい、
邪空なら、全てを喰い尽くす飛蝗を逆に喰らって生き延び、
鬼の王たる阿修羅の力を手に入れるため鬼にもなろうとする。
晴明も、自身を含めた鬼御門(おにみかど)の部下たち全てに
蠱毒の呪をかけてまで阿修羅を倒せる力を持つ者を作ろうとする。
そういう、狂った者の色気みたいなものが感じられない。
それぞれに、かっこ良かったり優しげだったり貫禄があったり、
それなりにいいと思うんだけど、凄みという魅力がない。
だから、とんでもない話がサラサラと流れていってしまって、
観ていて辛くはないけれど、大して面白くもないというか。
鬼の頭領みたいな役柄の夏木@美惨も、思ったよりイマイチ。
雰囲気や声質は悪くないんだけど、何が軽いのかなー?
前回、目が覚めたら南北が味方側に寝返っていて、
この人にどんなドラマがあってこちらに戻ってきたのか、
それだけは気になって気になってしかたなかった。
でも、今回観たら、え〜こんなもん?って思ってしまったし。
もしかして、前回は2列目、今回は18列目からの観劇という
距離の問題もあるのかもしれないと思っていたのですが、
後半になって、そういう問題でないことがはっきり理解されて。
だって、天海@阿修羅、すごーーい良かったんですもん。
最初は少女、次に女、そして凄惨な色気を持った阿修羅。
強い感情を体験するたびに一夜にして姿を変える鬼。
出門への恐怖で翼鬼となり、次に強い恋情によって阿修羅となる。
そんな話が強烈に理解できるような業を背負った女がいました。
阿修羅城への橋のたもとで待っていた白無垢の彼女が、
「なぜお独りでいらっしゃらなかったのです。独りで来れば、
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08月27日(水)
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