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今日の私
by かずき
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■『HONK!』再演プレビュー公演
※7/23記録です。もはや日記とは言わない気がしますが(^^;※
<会場>かめありリリオホール
<出演>
みにくいアヒルの子:白川裕二郎、アイーダ(ママ):岡まゆみ、
ドレイク(パパ)・グレイラグ・カエル:加納竜、キャット:戸井勝海、
グレース・ドット・デンブリン:榛名由梨、ペニー:西村沙也伽、
モリーン・クイニー:小野妃香里、ターキー・カラス丸:野沢聡、
ヘンリエッタ:尹嬉淑、カルガモ:宗田良一、吉澤舞夏、
山田麻由、あじおかえりこ、坂本紀子、難波美妃
なんでこんなに書くのが遅れたかというと、
実際、忙しくしていたせいもあるのですが、
この舞台の感想が書きにくかったせいも多分にあって。
未だに、どう評価したらいいのか分からないのですが、
とりあえず思いつくままの感想を書き連ねます。
まず違和感を感じたのは、客層が違ったので。
デパートの最上階にある劇場だったのですが、
そこへ上がる途中のエレベーターが親子連れでいっぱい。
屋上に遊園地かプールでもあったっけ?と真面目に悩んだ。
そして入り口には「3歳未満は見られません」の文字。
3歳?!・・・って、まだ幼稚園にも入れない年よね?!
これって確か、人種問題を真っ向から捉えたという点も
評価されて、ローレンス・オリヴィエ賞を取った舞台のはず。
初演の時は子供の姿なんて ほとんど見かけなかったし。
それを、落ち着いて座ってるのも難しい年の子に見せるか?!
まあでも、それもいいだろう。
子供向けに作られたミュージカルではないにしても、
理論で直接攻める舞台ではないし、元が童話だし、
カラフルなセットや衣装などで、子供も飽きないだろう。
「変わってるって悪いこと?」というテーマ自体は
きちんと、子供相手でも伝わるものだと思うし。
むしろ子供相手にこそ相応しいと言えるかもしれない。
そう頭を切り替えて、一緒に楽しむ方向に行ってみる。
・・・・・が。
主役が「お子ちゃま向け特撮ショー」(確かにその出身ですが)。
肝心要の「ホ〜ンク!」の声は、思ったより素直で良かったし、
♪かわってる のソロだけは、ひたすら歌いこんだと見えて
一応は聞かせる歌になっていたけれど、それ以外は素人。
特撮ヒーローならヒーローらしく、体の動きぐらいは
出来ていてもいいと思うのに、姿勢悪いしヘロヘロ歩くし。
なんでこんなものを観なきゃいかん・・と頭抱えてると、
他のものも軒並み、下手くそに見えてくるのでしょうか。
それとも本当に引きずられて下手になっているのか?
特にキャットは、目当てで行っただけにをいをい(^^;でした。
キャラが感じられず「戸井さん頑張ってる」と見えてしまったから。
ただし友人に言わせると、彼は主役と絡まない場面がないから
非常に不利なんだ、大目に見てやるべきだろうと(苦笑)
でも実際、パンフレットに載ってる写真の方が、
舞台上よりよほど、キャットを感じたという事実がある・・。
ついでに、照明も気になりました。
演出家は初演と同じだから、実は変わっていないのに、
中央の演技から目を逸らして逃げ場を求めた私が、
後ろのライトとかばかり見ていたせいかもしれないのですが、
ペタッとゼラチンを1枚入れただけという明かりが多すぎ。
真っ赤→真っ黄→真っ青みたいな背景ってどうよ?
しかも、照明が変わった後に人物にスポット当たるから、
しばし人物が真っ赤になってから、いきなり真っ白になる。
更にはその状態で、人に当ててから位置調整するスポット(泣)
この会場では何度も舞台観ているから、システムのせいで
どうしてもそうなるという訳じゃない。絶対に。
ここでは1日だけの公演だから、入力が間に合わなかったのかも
しれないけれど、ちょっと「客なめてる?!(怒)」でした。
私、この作品、好きなんです。
すと〜んと真っ直ぐなメッセージが伝わる舞台好きだし。
子供も楽しめて理解でき、大人も満足できる作りとテーマ、
それを持った作品なのに、ちゃちなものにされたようで悲しい。
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07月18日(金)
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