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今日の私
by かずき
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■『レ・ミゼラブル』(今井・今)
<出演(プリンシパルのみ)>
今井清隆、今拓哉、坂本真綾、マルシア、剱持たまき、岡田浩暉、
駒田一、森公美子、吉野圭吾、
運が悪かったかな・・・。
な〜んか皆お疲れモードで、風邪?という感じの人も多々。
岡田君は、とにかく早く休んで欲しいと思う のどだったし、
今井さんは耳の調子も悪かったのか、オケとずれまくって、
♪独白では、1人で先に最後の盛り上がりに行きかけて、
慌てて戻って、もう一度盛り上がりなおしたりする状態。
歌詞間違えるのなんて今回のレミ、今に始まったことじゃないけど、
それにしたってどうよ?という状態だったかも。
実はこの回、今井バルジャンはお初だったんですが、
「確かに見た目はバルジャンに似合ってるね」という
事実を再確認したにとどまったという感じです。
しかも何故か、普段よりすごく小さく見えたのがダメ。
ただひたすら♪彼を返してだけは、素晴らしかったですが、
「バルジャンの気持ち」とは関係ない素晴らしさだったので、
できれば今度はコンサートで聴きたいなというだけの感想。
評判はいいだけに期待してたんだけどなぁ。残念。
今ジャベールとの組み合わせは悪くないなと思いました。
堅実に作ろうとして、妙に外れた演技は絶対にしない2人。
でも本を読んで想像したイメージが舞台上にいるだけなら、
高いお金払って一期一会を楽しもうとする必要はないんですよね。
誰もが想像する最大公約数でしかないなら、それはつまらないだけ。
「今井清隆のバルジャン」「今拓哉のジャベール」でなければ。
だから私の好みでなくても、この先別所バルの方に 期待してしまう。
ただ唯一の不安は、ネットを見ていると、この回の今井バルジャンは
本当に最悪だったという説があること。もう一度観て判断するべき?
でもやっぱり苦手だったら勿体ないし・・・。う〜ん。
そして、もう1人お初だったマルシアファンテ。いいぞ!
再演J&Hで既にマルシア演技には うんざりしていたのですが、
予想を180°ひっくり返して、今回一押しかもしれないです。
娼婦のシーンだけは、もう少し何とかして欲しいのですが、
そこまでの工場のシーンとかが、すごく一生懸命で可愛い。
高橋ファンテも井料ファンテも それぞれに好きだったのですが、
気の強さとか男への媚を感じて、周りが苛めたくなる気持ちも
少し分かるファンテだった。でもマルシアファンテは本当にかわいそう。
誠実に頑張って生きてきてるのに、何か運が横をすり抜けていく。
ある意味、真っ直ぐすぎてつまらない役作りと思う人もいるかもだけど、
3人があまりに3者3様なせいで、面白く思いました。好き(^^)
今回はファンテーヌは収穫だなぁ。
今日の泣きポイント。なんと、吉野アンジョ。
いやもちろん、持って生まれた声質は簡単に変わるものじゃなし、
内野さんとかと違って、稽古したから良くなる系じゃないと思うので、
歌に関しては、もう既にノーコメントなのですが、演技で泣けた。
原作のアンジョとは 程遠いんですけどね、私の好みなんです。
「カリスマ」というのとは全然違うけど、私たち1人1人を
ちゃんと見て大切にしてくれるリーダーという感じが嬉しくって。
大きな会社の社長さんなのに、入ったばかりのバイトの名前を
覚えてて呼んでくれそうな感じといったら分かるかなぁ?
クラクスですっけ?撃たれて転げ落ちた仲間のもとに駆け下りて、
彼にかぶさって銃弾から かばおうとする姿に、思わず感謝感動の涙。
心の中で「俺、あんたのためなら死神の元にでもついていく!」と。
私は、思想共鳴だけじゃ なかなか死ぬまでついてはいけないから。
岡アンジョ前期のようなカリスマに酔えればいいんだけど、
それ以外でも「何か」があればOKです。
それほど「天使のアンジョ」に拘ってないし(笑)
テナ夫妻も、お初の組み合わせ。良かったです。
実は森公美さん、笑い取りに行きすぎる感じがして、
今まではどうも苦手だったのですが、この回は良かった。
駒田テナは多分に恐妻家に見える部分があるので、
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07月15日(火)
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