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今日の私
by かずき
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■ミュージカル新世紀 スター名鑑
『ミュージカル新世紀 スター名鑑』なる本を買いました。
なんか、恥ずかしいタイトルですけどねぇ〜(^^;

毎年出ている『タレント名鑑』のミュージカル版だけれど、
掲載されている人たちは、宝塚と四季系統に偏った感じで、
私のような人には不満な部分も多いと聞いていました。
匠ひびきと石丸幹二のインタビューや『ライオン・キング』の
舞台裏特集もあると言われても、特に魅力を感じないし、
国内主要劇場リストなんてのも、ぴあマップで足りることだし。
今月頭には発売になっていたと思うけれど、中を店頭で見られないし、
私にとっては¥2500の価値はないと思って買ってなかったもの。

じゃあなぜ買ったかというと、目当ては『GODSPELL』特集。
「開演までの日々ルポ」が載ってると聞いて、早速 購入。
再演の『GODSPELL』が、どのように作られてきたか、
青井さんのインタビューや制作途中の写真、それに、
役者の一言日記みたいなものもパラパラとあって6P。

モノクロの小さな写真群は、それなりに面白い程度だけれど、
なぜ再演で、歌が特にうまいわけでもないNIRO君が主演となったか、
その裏話が青井さんの言葉で「最大のドラマ」と表現されていて。
最初は採るつもりのなかった彼が、3か月のオーディションの間に、
どれほどの気持ちを見せて、その役を勝ち取ったかということ。
青井さんが、どんなふうに何を重視して舞台を作っているか、
NIRO君がそれにどう応えて、あのジーザスにたどり着いたのか。

とにかく『GODSPELL』と言えば、NIROジーザスと、
カンパニーの雰囲気に惚れたと言ってもいい私にとって、
たった6Pとはいえ、一番聞きたかった言葉が詰まっていました。
『GODSPELL』はもちろん、最近の『ジャック・ブレルは〜』や、
スヌーピーシリーズ、『Love Letters』『海の上のピアニスト』など
数点を除いて(笑)最近の青井さん作品がお気に入りの私にとって、
カンパニーに共通する、仲の良い雰囲気がどこから来るのか、
その秘密も分かったような気がして、ちょっと嬉しい気分。
『GODSPELL』は、10年ぐらいずっと再演していきたいという、
嬉しい言葉もあって、ちょっと今、ホクホク気分です♪


あ、19日の『Mozart!』感想、追加しました。
10月21日(月)
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