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今日の私
by かずき
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■『新選組!』(文句多々)、サイゴンCM感想 ほか
歳三と総司くらいじゃない?源さんだって失望するよ。
近藤は今回、他ももうダメダメばかり。
収入もないのに(つまり鴨の押借金で)優香の所に行く。
「その前にちょっと寄りたい所がある」って言う時、
源さんの顔見ないのは、少しは後ろめたいから?
この場面、2人の大根っぷりが相乗効果で悪化してる上、
作品的に意味があるかも不明だから、異様にかったるい。
ただ、優香&慎吾を見てしまうと、容保公は同じ棒読みでも
「味のある棒読みだ」と言われるのが分かる気がするから、
筒井君の台詞は誠意が伝わってくる棒読みだったんだと
気づかせるという大きな意味のある場面だったかも(笑)
でもその他に意味がないなら、全面カットして、
他の場面に時間が欲しかった。
特に親方の話し合いの場面は飛ばしすぎ。
この描き方じゃ、親方は最初からケンカするつもりはなく
「誠意は受け取りました」と言ってくれるために来たみたい。
つまり親方の方が大人物であって、たまたまそういう
相手に当たった近藤はラッキーなだけという感じ。
山南の「近藤さんの誠実さが人の心を動かしたのですよ」も
浮きまくり。たまには近藤の大人物っぷりを「行動で」
見せる場面もないと、人物像がつかめないんですけど。
ベタでも、怒り狂う力士たちの部屋へ独りで謝りに来るとか。
総司を怒った場面も、なんだか変。
最初は、斬ったこと自体じゃなくて嬉しそうに言ったことに
怒ったんだよね?その場面の総司が嬉しそうに見えたか
どうかにも疑問はあるけれど、それはともかくとして、
「野口を助けるためなら仕方ない」に変わるのは不思議。
殿内の死などを通して「大義があれば斬るのも仕方ない。
しかし、それを楽しんでやるのはいけない」という
考え方になってきてるからこその台詞だと思ったのに、
「仲間を守るって理由があるから人が斬れた。わ〜い♪」
でもOK?しかもそこで挿入される回想シーンが、
「大義があってすら、人を斬ることは辛い」の場面?
もう、何が何やら私の頭の中はわやくちゃですわ。
でも三谷さん自身、混乱してきてるのかも?
「内山様。ごもっともなれど、ここはひとつ穏便に」とか、
この回、妙に いきなりな時代劇言葉が目立ったし。
他の隊士は良かったかな。
総司の人斬りを目ざとく見て、にやっと笑う鴨。
久々に鴨で、うざーと思わなかった今回一番の場面。
わずかの合間を見つけてサッと届出をそつなく書き、
事が終われば「すべて我らの方で納めました」と、
小者なりの牽制の仕方を見せる山南さんもよし。
山南さんは、力士たちとの立ち回りの場面も良かった。
鴨の殺陣がワンパターンで嘘くさいのに比べて、
地味にしっかり出来ている感じがする。藤原君のは、
殺陣というより身の軽さかな。京の五条の橋の上〜♪と
歌いたくなったのは、私だけじゃないですよね?
かっぱらってきた茄子で恩を売り、新人隊士に先輩ぶり、
「今日は俺のおごりだ」なんて言ってる左之も○。
土方の「風になびくと『試』にも見えるだろ」にも、
ちょっと感動した。でも、小細工しまくり土方に、
本気で張り合っちゃう新見は、いきなり小者で残念。
土方が隊員名簿を書いている場面では、先日の
「新選組!展」で見た各員の字を思い出し、やっぱり
島田さんに書いて欲しかったなぁと思ったけれど。
「新選組!展」にあった、島田が書いた名簿。
ちっちゃくて ものすごく丁寧に書かれた字の、
なぜか自分と甲子太郎の名前だけ間違えてる名簿。
大河の「総身に智恵が回りかね」な印象のある、
人が良いばかりの島田が納得できかねてるうちに、
史実の人の特徴ありまくりの字を見てしまったため、
島田といえば、知らない町で出迎えに出るのなら、
道一筋まで完璧にして出るような生真面目さを
想像してしまった私。大河に違和感があって仕方ないのは、
多分、三谷さんのせいじゃないと思うけど困ったな・・・。
05月30日(日)
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