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たむけん日記
by たむけん
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■【耐震強度偽装問題】
 耐震強度偽装問題で、合同捜査本部は昨日100ヶ所以上もの家宅捜索に踏み切った。
 民主党は、14日の証人喚問で招致できなかったヒューザーの小嶋社長の証人喚問を要求しているが、与党側は捜査妨害となるなどの理由で応じようとしていない。捜査と並行した国会での真相究明は過去にも行われていることであり、小嶋社長本人は証人喚問に応じてもいいと言っている中で、やはり別に理由があると考えざるを得ない。
 ヒューザーの小嶋社長からは、多くの自民党議員がパーティー券を購入してもらったり、献金を受けており、伊藤公介衆議院議員をはじめとする一部の議員は相当親密な関係にあったという。更には、国土交通大臣が公明党議員である中で、姉歯氏が創価学会員であることも影響しているとの噂もある。
 14日の証人喚問についても、民主党は7日の参考人質疑と同様、証人全員を一度に呼ぶことを要求したが、与党はそれを拒否し、各人ばらばらに質疑をすることになった。証人全員まとめて質疑をすれば、証人同士の答弁の違い(要はウソ)が明らかになることを恐れたのだろう。そして、その証人喚問においても、民主党議員が相当の調査を行った上で厳しい追及をしたのに対し、自民党議員が、時間稼ぎのためにエンエンと自説をぶったり、心もとない情報にもとづく表面的な質疑に終始したことは、各方面で批判をされているところ。
 耐震強度偽装問題は、国民の生命・財産・安全に関わる重大な犯罪であり、国会は徹底的に追及すべき責務がある。自民党・公明党の「逃げ」の態度は、追及が与党議員に及ぶことを恐れていると疑わざるを得ない。われわれ民主党は、小嶋社長の証人喚問をはじめとする徹底的な真相究明を国会でも行うべきと、今後も強く主張していく。
12月21日(水)
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