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たむけん日記
by たむけん
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■【岡田代表再選決定】
民主党の代表選が9月13日に行われる。その立候補受付が本日行われ、届け出たのが岡田代表一人であったことから、岡田代表の続投が確実となった。正式には、13日の党大会(私も参加します)で承認される。
岡田氏については、菅代表が辞任して急きょ代表に就任した際、私も5月17日の日記に期待感を表明したが、参院選を経て、予想以上に国民に支持されていることを日々感じる。私はかねて「野党である民主党に対する国民のイメージは、ほとんど代表へのイメージによって決まる」と思っているが、それがプラスの方向に働いている。
このプラスのイメージが、任期である2年後まで続くかどうか?様々な要因が考えられるため予測は極めて難しいが、小泉政権の支持率が少しずつ下がった場合、岡田代表の人気は、相対的に少し上がるのでは、と希望的観測を持っている。
岡田代表続投確定に至るまでの1か月、小沢一郎氏をはじめとするベテラン議員(鳩山由紀夫氏、旧社会党グループの横路氏、旧民社党グループの米沢隆氏ら)が色々な動きをした。小沢氏の動きについては色々な見方がなされているが、@岡田体制への影響力を残すためのパフォーマンス、あるいはA安全保障政策についての考えの相違についての苛立ち、といった観測が多い。小沢氏についての私の見方は是非2月20日の日記をご覧頂きたいが、それに付け加えるなら、小沢氏は、自民党時代から今に至るまで、自ら進んでトップの座につこうとしたことは無い。自民党経世会を割って新生党をつくったときも、羽田氏を党首として自らは幹事長となった。小沢氏の視点は常に「自民党を倒すためには何が最善の手段か」ということ。従って今後も、小沢待望論が民主党内で大きな勢力となる、ということでもない限り(私はその可能性は低いと思っている。)、小沢氏が自ら代表となろうとは考えないだろう。また、安全保障政策については、小沢氏や横路氏をはじめとする一部のベテラン議員は、現行憲法の下で実現できるギリギリの線が国連待機部隊であり、短期的にその創設を目指している一方、岡田代表や安全保障政策で民主党をリードする前原誠司氏らの若手議員は、仮にある程度の年数がかかっても、今から憲法改正を目指して行動すべきと考えており、私は世代間のギャップがあるように感じている。しかしながら、2〜3年後の衆院選・参院選で政権交代を目指す上では、安全保障政策は大きな論点とはならないだろうと私は思っている。
相変わらず、メディアでは多くの識者やコメンテーターが「民主党は寄り合い所帯」と言っているが、私が繰り返し言っているように、旧自民党や旧社会党から来たベテラン議員は、すでに党の4分の1以下になっていて、多くの議員は「自公政権を倒し政権交代を実現することこそ、市民のための真の改革を実現するための第一歩」という思いで一致結束して活動している。
これから2年間、岡田代表のもとで、まっすぐにひたむきに皆さまに訴えていきます。
08月31日(火)
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