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たむけん日記
by たむけん
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■若手官僚が霞ヶ関を去っていく〜「論座8月号」〜
発売したばかりの「論座8月号」(朝日新聞社)の中の「若手官僚が霞ヶ関を去っていく」という記事に私のことが少しのっていますので、どうぞ本屋ででもご覧下さい。
勝手連BBSでも少し議論になりましたが、私も、この記事にあるように、霞ヶ関は、やりがいを求める人たちをどんどん中途採用できるような人事システムに変革すべきと考えています。
なお、「40代以上は右肩上がりの成功体験しか知らないですから危機意識がない。何を言っても新人の遠吠えです。大蔵省でも若手の3分の1はこのままではいけないと思っていますが、行動できる勇気はないんです」という私のコメントが載せられていますが、正確には、「40代以上の先輩は、80年代までの成功体験がしみついていて、危機意識が薄い方が多い」「若手の3分の1はこのままではいけないと思っているし、その中には、やはり政治を変えなければと思っている人もいるが、選挙となると博打になってしまうので、そこまでは踏み切れないという人もいる」というようなことをお話ししました。30代20代の官僚には、私も尊敬する仲間が結構いますし、彼らのことを「勇気がない」とは決して思っていませんので、念のため。
ちなみに、記事の冒頭に取り上げられている「風雲友」の人たちや経産省出身の福島伸享君も私がライターに紹介しました(リンク集に入ってます)。また、財務省の後輩、高田英樹君の、英国財務省を参考にした霞ヶ関改革提案についてはこちらをご覧下さい。
ついでですが、この「論座」に「イラクの教訓・真のアラビストがいた時代」という記事を書いている内田優香氏は、古くからの友人。在イスラエル大使館調査官の経験もある中東のプロで、今は民主党政策調査会スタッフ(要は党職員)。彼女のような優秀なスタッフを民主党もどんどん増やしていくことは、民主党の政策立案能力の向上にとても大切なことだと思う。
07月05日(月)
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