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たむけん日記
by たむけん
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■年金法案の強行採決
昨日から続いていた参議院本会議において、今朝方、自民党&公明党の強行採決により年金改正法案が可決された。メディアで大々的に報道された通り、民主党は、衆議院本会議と参議院の委員会&本会議において、委員長不信任案・牛歩・長時間演説など様々な手を使って抵抗を試みた。それに対する評価は大きく分かれるところである。菅代表当時の野田佳彦国対委員長のときには「責任与党は正々堂々と政策論議をする」という大方針のもと、審議拒否などの手段は使わず、与党に対して徹底して政策議論を挑んだ。それに対して、メディアでは「べたなぎ政局」という言葉が象徴するように「民主党に打つ手なし」といった報道が目立った。(3月22日の日記も是非ご覧下さい)
民主党は野党であり、与党(自民党&公明党)が衆議院と参議院の過半数を握っている限り、政府案の可決を阻止することはできないのである。その大前提のもとで、どのように対処するか? 牛歩・長時間演説・審議拒否・乱闘などはあくまで、国民に対して「我々は与党案に体をはって反対しています」というパフォーマンスにすぎない。そのパフォーマンスでさえ、今は、国民に対してマイナスのイメージを増幅するだけでしかない、というのが、今回の私の印象だった。
そういうパフォーマンスは大きくクローズアップしても、民主党が今まで日々頑張ってきた与党との政策論争は少ししか取り上げないマスコミの姿勢に大きく疑問を感じながらも、とにかく、私は、自分の地元で地道に訴えていくしかない、と改めて気を引き締めた。
06月05日(土)
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