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ダメダメ医学生の京風日記
by 伯耕
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■日本人オペレーション
生協で飯食ってたら、横にいたカワイイ女の子が


「私の目標は最高裁♪」



って言ってました。法学部生のようです。

どうもこんばんは、伯耕です。




さてさて、今日も某外科にて実習であります。

今日もひたすら手術見学の予定、今日中にレポートも仕上げないと。。。




というわけで午前9時に起床、集合が遅いのはありがたいものです。

シャワー浴びて着替えて外へ出てみればまさに突き刺すような寒さ、

本格的に降り始めた雪がドアを開けた瞬間、俺に吹き付けてきました。

風に乗って舞い踊る雪の中、凍えながら自転車でレッツゴー京大病院です。




京大病院に到着後、コンビにおにぎりを2つ頂いて手術室へ。

さてさて、手術はどんな感じなのかな・・・




・・・




てか、




早っ!!!!




これまた有名な先生による手術だったのですがスピード速すぎる。。。

見る見る間に手技が完了し、気がつけば縫合完了。

これってそれなりに難しい手術なんじゃ。。。ビックリしました。

外回りの先生から画像の読み方や疾患のメカニズムについて

いろいろと丁寧に解説を頂き、結構勉強にもなったのでした。




そしてお次は隣の手術室へ。




これまた非常に有名な先生による手術だったわけですが、




・・・




血がほとんど出ません。。。




ウソ、マジで?ってくらい出血をさせずに手術が進行していきます。

術野にガーゼ置いても全くといっていいほど赤く染まりません。

そして素人目に見ても全く隙がなく超スピードで進行する手術、

これが噂に聞く「アートとも言える技術」なのかとちょっと感動です。

執刀医の先生のご好意で顕微鏡なども覗かせて頂き、

三次元での術野の構造なども見ることができ、なかなか勉強になりました。




後で先生がおっしゃっていた話では、




先生「日本人外科医はやはり総じて手術が巧いものですよ。」


先生「欧米人と比べてもやはり巧いですね。」





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・・・




なるほど。(←※ちょっと誇)




担当患者さんの手術だったため最後まで残っていた友人N談でした。

自分が日本に生まれてよかったと思うことが最近よくあるものです。




とりあえず今日の担当だけ残して昼飯行ってこいとのことで手術室を退散、




病院を出て大学生協ルネで独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※お約束)




1時間ほどして再び病院へ戻り、着替えて手術室へ向かいました。

さっきの進行具合から見ればそろそろ山場を迎えるはず。。。

更衣室から手術部へと向かう扉を開いたところ、

担当につきまだ見学してるはずの友人Nに遭遇しました。




俺「あれ?なんでこんなところにいるの?」


N「もう終わってしまった。。。速すぎる。」





・・・





本日の実習、終了。(←※午後2時過ぎ)




外科医の腕がすごすぎてポリクリ時間まで短縮、

いやはや、それにしてもすごいものを見せてもらったと思いつつ、

病院を出ていったん自宅に戻ったのでありました。




さ〜てと、




モテないし仕事でもするか。。。(←※お約束)




・・・




_| ̄|○(←※言って後悔)




言わなきゃええやんというツッコミは一切黙殺しながら

その後は明日の仕事の準備に追われることしばし。


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01月19日(木)
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