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ダメダメ医学生の京風日記
by 伯耕
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■旅立ちの数だけの別れ・・・京大卒業
これに龍馬丼に唐揚げと美味の三重奏にいやはや感服。

京都最後のラーメンとして、有終の美を飾る一杯となりました。

最後に店長にもご挨拶してお店を退出です。





お店を出発し、今来た東大路通りをテクテクと南下し、

やってきたのは大学生協ルネ。




俺「さーてと、ラストルネと行きますか。」


ツ「てかなんだよこの行列は(笑)。」


俺「卒業式の日はパフェが売れるんだよ。」


ツ「伯耕は何頼む?」


俺「バレンシア。」


ツ「何で同じもの頼むんだよ(笑)。」


俺「知るかよ(笑)。」


ツ「で、席はどこにする?」


俺「そのへんは?」


ツ「なんか明るいじゃないか。俺たち的にはもっと日陰だろ(笑)。」


俺「それじゃ一番奥の暗がりだな。」


ツ「了解。」





・・・





というわけで男2人、ルネ最深部の暗がりにてボソボソとパフェタイム。

なんかツナマヨは引越し先でトラブル続きまくりらしく大変そうです。

1時間ほどルネでしゃべったところでルネを退出、

医学部にて書類を提出し、そのままテクテクと近衛通バス停へ。





向こうから206番系統のバスが近づいてきました。




ツ「お、来た来た。」


俺「次に会うのはいつになるんやろな(笑)。」


ツ「さー(笑)。」


俺「まあ、5年間頑張ってきてや。」


ツ「ういー。まあ伯耕も頑張れ(笑)。」


俺「おーす。ほいじゃ気をつけて。」


ツ「おう。またどこかで(笑)」




バスに乗る前に別れの握手をしたところで、

ツナマヨを乗せたバスは近衛通りバス停を出発。

見る見るうちにどんどんと遠ざかっていきます。




バス停からの帰り際、医学部構内を歩きながら、

1年ほど前に友人が何気なく言った言葉を思い出しました。




来年、桜が咲いた頃には、もうみんなバラバラなんだよな。




並木通り沿いに赤レンガの建築が続く医学部構内、

そして目の前には今まさに咲き誇らんと白いつぼみを膨らめ始めた桜の木。

満開を前に、医者の卵たちは思い出一杯の学生生活を終えて、

それぞれの新天地へと旅立っていきます。

旅立ちの数だけ別れがある。

確かに春の気配を感じる風の中で、

卒業の切なさに初めてちょっとだけジーンと来た伯耕だったのでした。

伯耕、2007年3月 京都大学医学部医学科 卒業。





・・・





・・・





医学部北門のところで医学部の友人Kと合流しました。




俺「おーっす、そろそろ行きますか。」


K「お、行こうか。出町柳からやね。」


俺「そうそう、ちょうどいい時間やね。」




というわけでKと共に京阪・出町柳駅へと向かい、

ここから京阪K特急にていざ、大阪へと向かいます。

ちょっと本町のホテルに立ち寄って忘れ物をゲットしたところで、

地下鉄に乗り込み向かった先は朝潮橋にある某公共施設。

今日はここで講師として長らく勤めた塾の生徒卒業パーティーの日、

K君は同期で入って5年間一緒に頑張った同僚です。





会場に入ってみれば今年一年間頑張った生徒さんみんなの顔が。

久々にお会いする生徒さんもおり、

幹事の先生が企画してくれたゲームやら何やらで、

なかなか楽しい時間を過ごすことができました。

いやはや、それにしても高校生の若いパワーってのはすごいもんです。

みんな、大学に入ったら大学生活を思いっきり楽しんでください。

勉強にサークルにバイトに恋に青春してください。


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03月26日(月)
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