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ダメダメ医学生の京風日記
by 伯耕
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■宝石のような街を尋ねて
城壁の中には赤い屋根の中世建築が見事に集結していて本当に美しい眺め。

そしてその外側、城壁の外側には広大な緑の農地が広がっています。

緑の中に閉じ込めらた、赤い宝石箱のような都市、

さすがはドイツ観光の目玉、ロマンチック街道ハイライト、

この感動を伝える人がいないのが独り旅の辛さだなーと思いつつ、

再び塔を下ってマルクト広場に戻ったのでした。







あの塔に登ってきました。





その後、聖ヤコブ教会などを見たところで、

次に訪れたのは人形とおもちゃ博物館、

男独りで訪れては絶対にいけない場所のような気もしますが、

暇そうだったのと実は興味深々だったこともあり、

入場料を払って館内に入ってみました。





館内には古今東西、さまざまなおもちゃが並ぶのですが、





とりあえず、





ままごと用品は神。







ままごとセット。







もちろんこれもままごとセット。





まさかままごと用具でノックアウトされるとは思いもよらず、

完全におもちゃの国の虜となってしまったところで、

目の前にはさらに素晴らしい西洋のおもちゃや人形が登場します。







高貴なる園遊会







華麗なる一族





いやはや、子供用の域を通り越してこれは芸術だなと思いつつ、

しかし途中に展示してあった日本の七段雛人形や市松人形も、

西洋の人形に負けず劣らず豪華できらびやかだったことに誇りを持ちつつ、

俺的にはかなり大満足して博物館をあとにしたのでした。

こんなに面白いのになんで客がいないんだろう。。。

そうか、俺の趣味が世間とはズレてるんですか、そうですか。





多少凹んだところで、

ならばみんなの趣味に合わせようと次に訪れたのは、





中世犯罪博物館(←※ズレまくり)





しかしこちらの博物館はなかなかの大賑わい。

中世以来の法律資料や拷問道具が多数展示された人気施設です。







ずらりと並ぶ拷問用具





館内は地下の石牢風展示室を除けば明るく学術的な雰囲気。

恐ろしい拷問用具を見て子供の集団も普通に盛り上がっています。

ヨーロッパを滞在中常に思うのはその暗黒の歴史、

現代に生まれることができてよかったなーという喜びを感じつつ、

拷問道具の前で非常に盛り上がっていた日本人の女の子たちにビビリつつ、

ドM的には、オラ、なんだかワクワクしてきただ!





・・・





で(泣)(←※of course ドン引き)





1時間ほど見学したところで博物館も退出しました。

その後も街歩きを続け、最もローテンブルグらしいというPlonlein界隈に到着。







馬車が通り抜けていきました。





Plonleinを通り過ぎ、コポルツェラー門からタウバーリビエラ公園へ。

流れる小川、散歩道、芝地ときれいに整備された公園からは、

ローテンブルグを取り囲む谷の風景と、

城壁に囲まれたこの街の遠景も俯瞰することができます。







公園にての風景。







みんなこの街の遠景に夢中です。





城壁に囲まれるこの街を眺めていれば、

どうせなら城壁の上を一周してみようと思い立ち、

城壁内の通路へと登る階段を登ってみました。

1周で大体2キロほどのローテンブルグ周回ツアースタートです。

ツアー参加者は現在非モテ系1人。






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03月10日(土)
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