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ダメダメ医学生の京風日記
by 伯耕
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■宝石のような街を尋ねて
まずはガイドブックに載っていたガストホーフを訪ねてみました。




俺「すいませーん。」


店「はい。」


俺「ホテルを探してるんですが、今日シングルありますか?」


店「ああ、空いてるよ。」


俺「空いてますか!どんな部屋ですか。」


店「シャワー・トイレ、さらに庭までついた部屋がオススメだな。」


俺「・・・おいくらですか?」


店「一泊朝食付きで35ユーロ(約5000円)だ。」





安っ!!!!(←※心の声)





俺「じゃあその部屋お願いします。」


店「ああ、ところでもしかしてあなた、日本人かな。」


俺「そうです。」


店「そうか、日本人なら3ユーロまけてやろう。」


俺「本当ですか!?」


店「日本人特別割引だ(笑)。」




というわけで無事に本日のお部屋ゲット。

てか実際に見てみたら8畳近い広さがあってベッドが2つ。

椅子が2つに机もあって、部屋の隅には広いクローゼット、

そしてご主人の言葉通り、石垣に囲まれたテラスも付いておりました。





さらに、さらに、






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・・・





神すぎる。。。(←※至れり尽くせり)





ここまで素晴らしい宿はそうそう出会えるもんじゃありません。

これにさらに朝食が付いて32ユーロは安すぎる。。。。





というわけでこの旅行最高の宿をゲットしたところで、

荷物を部屋に置き、身軽になってローテンブルグの街歩きスタートです。

途中のプチレストランにてドイツ風カツレツで腹を満たしつつ、

まずは町の中心部であるマルクト広場方面へと向かいました。







カラフルな中世風の街並み。






石畳の道の沿道には三角屋根のカラフルな家がずらっと並び、

ショーウインドウには人形やら宝石やらおもちゃやらがズラリ。

まさにおとぎ話の中からそのまま飛び出してきたかのような街並みです。

男独りで歩くのが最高に似合わない街だなーと思いつつ、

実は何気にこういう雰囲気が好きなのは秘密にしつつ、

数分も歩けば街の中心部であるマルクト広場に到着しました。

聳え立つ鐘楼がシンボルの市庁舎を前に、しばし広場の記念撮影。





そして時刻は午後1時55分時、

午後2時が近づくにつれて、だんだんと広場に観光客が集まってきます。







人々の注目は市庁舎の隣、市議宴会館の時計。





そして壮大な鐘の音が午後2時をお知らせ、すると、







時計の横の窓が開いて・・・







出てきた人形がワインを飲み干します。





これがローテンブルグ名物の仕掛け時計・マイスタートルンク。

中世の伝説を元に再現されたこの時計ですが、

昼の間だけ1時間ごとにこうした仕掛けが登場するとのこと。

なかなかいいものを見たなーと思いつつ、

どうせここに来たなら市庁舎の鐘楼に登ってみようと思い立ち、

市庁舎の中にある、鐘楼への階段を登り始めました。







お、ついにあそこがてっぺんか。






ものっすごい狭い出口をくぐってみればそこが展望台、

予想外にかなり狭い足元にビビリつつも、目の前を見渡してみれば、







キレイな景色キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





いやー、これこそがローテンベルグの真骨頂。


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03月10日(土)
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