ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■8014,--閑話小題 〜あれよあれよと…12年! −2
* 当時のブログから
事業撤退を決定する直前のブログを読返すと、当時がアリアリと目に浮かぶ。
中越地震、そして刈羽沖地震と2連発の震災後、4割近くの売り上げダウン。
そして、この3・11の東北大震災である、このままでは、売上分は3分の1。
撤退するなら…資金的余力のある今である。そして最終打合せの終了を待って
いたように何やらタダ事でない大きな揺れである、直ぐにTvニュースを見ると、
生々しい映像が入ってきた。さて、夕刻近いので、早々に、長岡へ
・・・・・・
7679,閑話小題 〜プーチンは…? ―@
2022年03月07日(月)
* プーチンの誤算
スターリン気取りで第三次世界大戦を狙ってのことだろうが… 時代錯誤も
何もあったものでない。としても、欧米の結束は、それを知ってのこと。狂って
しまった作戦としても、後にはひけない。としても、あの目は、ただならぬ覚悟
を感じとれるが… それが狙いでもある。ロシアの生存平均年齢が73歳。
プーチンが69歳。残された年数が4年とすれば、焦るのは解らないでもない。
原発使用をチラカセると、欧米は強く出てこれないと踏んでのこととしても、
やることは歴史に残る程、品性も何もあったものでない。…
このウクライナの併合は失敗である。ソ連の再構築など、時代逆行そのもの。
自由と公平。どちらをとるか… やはり自由である。 一月ほど前に、以下の
ような内容を書いていた。自由を奪っているのは、誰あろう‘自身と老い’。
目的、目標を持つことが、その壁を打ち破る!
・・・・・・
2021/02月29日
閑話小題 〜そもそも「自由とは…」何か…? ーA
――
閑話小題 〜自由について…
フランスの哲学者ベルクソン(1859〜1941年)が1888年にソルボンヌ大学に学位
論文として提出した著作。原題は『意識に直接与えられたものについての試論』。
本書の主題は、序言に「多くの問題のうちから私たちは形而上学と心理学とに
共通の問題、すなわち自由の問題を選んだ」と書かれている通り、「自由」、
そして「時間」である。
ベルクソンは、まず、量的多寡の区別ができるものとそうでないものを分け、
区別できるものを「大きさ」で示し得る「量」(=「空間」)、区別できない
ものを「強さ」で示す「質」と明確化した。そして、「時間」とは前者と後者の
両方の側面を持ったものとして、以下のよう述べている。
「要するに、自由に関しては、その解明を要求するすべての問題は、それと
気づかれることのないまま、「時間は空間によって十全に表されうるか」という
問いに帰着する。これに対して、私たちはこう答えよう。
流れた時間が問題なのであれば、然り、である。流れつつある時間が話題に
なっているのであれば、否、である。ところで、自由行為は流れた時間のなか
ではなく、流れる時間のなかでおこなわれるものである」
即ち、時間には、時計で測定できる「物理的時間」(流れた時間)と、それぞれ
の人間が感じる「心理的時間」(流れつつある時間)があるが、人間が自由であり、
より良く生きるためには、流れつつある今この瞬間を大切にすることが大事な
のだと言っている。
この二つの時間については後に、前者は「ニュートン時間」(更には相対性
理論を考慮した「アインシュタイン時間」)、後者は「ベルクソン時間」と
呼ばれるようになったという。同時代の大哲学者カントは、「時間」は科学的
なものであり哲学の対象ではないと考えたというが、それに真っ向から反論し
「生の哲学」と呼ばれたベルクソンの思想は、従来にも増して「生きる意味」
を問われる現代において、大いに参考となるものだと思う。(2012年12月了)
・・・・・・
* 20歳を過ぎた頃に、何やら小さな籠から
あの頃の時代背景の明るさ、高揚感は、日本の太平洋戦争の敗戦から、脱皮し
つつある時節のためか。努力さえすれば、何でも手に入り、今、現在、捉われて
いる不自由も、然り。己も。国家も、世界の全ても光り輝いているような。
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03月07日(火)
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