ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7849,閑話小題 〜奴隷の人生 〜A
* まずは、逃げること
これまでの因縁を断ち切るには、まずは逃げること! 親などのからの柵みの
自由の確保…。その第一歩が地政学的な家族。 次が幼馴染みの友人となる。
奴隷とは,主体的営みを放棄すること。一度,孤独の極みに己を置いて、そこから
考えることである。30歳代が、その極みとなる。逃げるというと、マイナスに
思えるが、それは自然のなす業である。その判断と決行の極みこそ,生きるという
仏教の【行】ということ。そこに考えが芽生えてくる。その、苦行をしないで、
他者の批判にエネルギーを向けるのが「世間人」という。そのいかれた視線に
自らの人生を壊されてしまうのが大方…「奴隷の人生】に人たち。3:30:67l
の67lの人たち!になる。お医者の方便…「【ね〜(な〜)! どう思う?」
この繰り返しで生涯を終えてしまう。ヘドロ人間として何も考えられないで!
この手合いが,今日も,彼方此方に出没する。其れでは、逃げた後で何をする。
孤独の極みで,自らの卑しさを凝視すること。 自己責任というやつを!
・・・・・・
著者が「現実」と「本」が
交差して、「現実」そのものが変えられてしまったと。成るほど!面白い話は
尽きぬ。 例え話は、鋭く真実をついてくる。
―
≪・三人の若い兄弟が漁に出て、嵐にあって流されて、長いあいだ海を漂流して、
誰も住んでいないハワイの島の海岸に流れ着く。 美しい島で、椰子の木が
生えていて、果物もたわわに実り、真ん中に高い山がそびえていた。
その夜、神様が三人の夢に現れてこう言った。
『もう少し先の海岸に、三つの大きな丸い岩をお前たちはみつけるだろう。
お前たちはその岩をそれぞれに転がして好きなところに行きなさい。岩を転がし
終えたところが、お前たちそれぞれの生きるべき場所だ。高い場所に行けば行く
ほど、世界を遠くまで見わたすことができる。どこまで行くかはお前たちの自由』
・神様が言ったとおり、三人の兄弟は海岸に三つの大きな岩を見つけた。
そして言われたように、その岩を転がして行った。とても大きな重い岩で、
転がすのは大変だったし、ましてや坂道を押して登るのはえらい苦労だった。
・いちばん下の弟が最初に音を上げた。
『兄さんたち、俺はここでいいよ。ここなら海岸にも近いし、魚もとれる。
じゅうぶん暮らしていける。そんなに遠くまで世界が見れなくてもかまわない』
といちばん下の弟は言った。 上の二人はなおも先に進み続けた。
・しかし山の中腹まで行ったあたりで次男が音を上げた。
『兄さん、俺はもうここでいいよ。ここなら果物も豊富に実っているし、じゅうぶん
生活していくことができる。そんなに遠くまで世界が見れなくてもかまわない』。
・いちばん上の兄はなおも坂道を歩み続けた。道はどんどん狭く険しくなって
いったけれど、あきらめなかった。我慢強い性格だったし、世界を少しでも遠く
まで見たいと思ったんだ。そして力の限り、岩を押し上げ続けた。何ヶ月もかけて、
ほとんど飲まず食わずで、その岩をなんとか高い山のてっぺんまで押し上げること
ができた。彼はそこで止まり、世界を眺めた。今では誰よりも遠くの世界を見渡す
ことができた。そこが彼の住む場所だった。草も生えないし、鳥も飛ばないような
場所だった。水分といえば氷と霜を舐めるしかなかったし、食べ物と言えば苔を
かじるしかなかった。でも後悔はしなかった。彼には世界を見渡すことができた
からだ…。というわけでハワイのその島の山の頂には、今でも大きな丸い岩が
ひとつぽかんと残っている。 ≫
―
▼ 含蓄の深い話である。いちばん上の兄が眺めた場所は世界を眺めることが
出来る場所。ツアー道があるならば、より厳しい秘・異郷先に挑戦し、その先
を味わい、帰ってくる。大自然の神秘に触れ、感動を通し同化し、地球の広さと
深さを垣間見て、帰路に就く。それで、充分である。物質的満足感を遥かに超える
充実感。他者への説明の必要はない創業、いや、人生の味わいそのもの。
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09月15日(木)
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