ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7536、閑話小題 〜‘エッ’…何なに! −C 誕生害悪論」が有るとは…
 いまだに、ショックが抜けてない。長生きは善、人間に生をうけた幸運に
疑問を持ったことなど一度も無いのは、両親、時代背景に恵まれていたからに
過ぎないからである。その現実を体感するには、秘・異郷旅行で現在置かれて
いる世界から一歩、二歩、外に出てみればよい。それぞれ世界は、かけ離れ、
変化している。誕生害悪論の一部を垣間見ることは、少ない。
一足早く亡くなった知人友人に対しては、気の毒に…と、明かに上から目線。
格付けされる直前の義務教育最終年の中学校の同級生に早死に対する現実の
気持ちは、「気の毒に、勿体ない!」だったが、「誕生害悪論」からすれば、
<早く人生を全うできて良かった>なる。とすると、この論は理にかなう。
 長生待望は、現在の健康状態の延長が前提。早々にプッツンも、悪くない!
後期高齢の年齢になってみて、身体が不自由になり、呼吸困難になり、苦痛の
極致になれば、「生まれてこなければ、こんな苦痛を経験しないで済んだのに」
と思うのは仕方がない… ≫

 元気の内には、中村天風の『積極一貫』を論じて、晩年ともなれば… 
「誕生害悪論」とは… 内なる良心が冷ややかな目線で… 
 「誕生害悪論」をネット検索すると …以下のとおり…
≪ ギリシア宗教は際立った逆説を具現している。
 神の力は最高の地位に据えられ、神々はさまざまな仕方でこの力を人間に
授けると主張されているにもかかわらず、われわれは、ギリシア人が自分の
業績を楽しまず、人生は煙の如き影、人間は夢幻という憂欝な結論に達している
のを知って、しばしば驚かされる。
 ソポクレスは最盛期のアテナイと共に生涯を送ったのであったが、
それでも世人の感情をこう表している。
 
  生まれいでぬことこそよけれ、
  すべてに優るはそれと言う。
  この世に生を享けたからは、
  生まれる前の所へと少しも早く戻るこそ、
  何を措いても次に善きこと。

 ペリクレス時代の偉大な人々の間にあって対等に生きた詩人から、このような
言葉が出てくるとは到底予想できない。この言葉は一個人の告白ではなく、劇中
の台詞であると言うにしても納得できない。問題は、ギリシア人がこの種のことを
しばしば語ったということである。 彼らの生に対する執心は、何ごとも為すに
値せず、生まれないのが最善という感覚と相い反するものであったことは疑いよう
がない。それは、あたかも世にも希な努力の後で、努力によって何を得たかと問い、
「何もなかった」と答えているかのようである。精力的な行動を執拗に求め、全力
を尽くして生き抜くべきであるとする人生観からすれば、このような気分が見える
のも避け難いことだったであろう。時折りは気分もしおれ、自分に課された努力が
重荷に感じられることがあったとしても、それはまったく無理からぬことであった。
前途に横たわるものが暗闇に他ならないとすれば、努力する理由は実のところ
ほとんどない。何事も無益と嘆くことが慰めになることも十分あったろう。≫

――
▼ ほんのサッキ「まれこなければ良かったと考えたことが無かった」と宣って
 いたのに…少し考えれば、人生の挫折経験の度に、生まれこなければ良かった!
と自己嫌悪に悩まされ、欝状態もいいところ。 ああ、良かった!人生万歳。
の両極端の綱渡り! 一応… 70:30の割合で何とか来れたが… これも
強制的な自己納得だろう。とにかく足りない分、考えるしかないのが人生である。

・・・・・・
7142,閑話小題 〜さて出てきた‘10月バージョン’ トランプ劇場
2020年10月03日(土)
    * トラちゃんの奇策は、これですか!
  10月になったら何かヤルと思っていたが… これですか? 奇策で、目先
を混沌として…も、コロナ禍の拡大の責任の一端を担うものとして、漫画的
とさえ思える。敗けると、これまでは大統領職の裏付けで保っていた権威と
権力も消え失せてしまう。 〜ネット記事より〜
【 ホワイトハウスのメドウズ首席補佐官が記者団の取材に応じました。

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10月03日(日)
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