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堀井On-Line
by horii86
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■7123,閑話小題 〜何れの家族にも色いろある!
* 再構築家族 〜人生を観察すると!
「地球タクシー」というライブ番組を見ていたら、女運転手の口から出た言葉。
友達とハグをしていた姉みたいな中年女性の身元の答え。父親の前妻という。
‘再構築家族’の聞き慣れない言葉がシリアス。 私の母親の実家が、まさに、
その家族。 長男、長女に対し、3才の母親を残して逝った実父系姉弟の3人に対し、
男後家の義父系家族の長男と義妹三人が、小さな家で冷ややかな家庭環境の中で、
育った再構築家族の典型事例。 当然、そこには深い溝があって…最後は、実兄と、
義父の対立から、お家騒動に! 義父系は、地元を離れて、近隣の十日町に引越す。
その地獄絵のような詳細を子守歌のように聞いていた。その影響は、私たち姉、兄
にも深く影響を及ぼしていた! それが長い人生で歪みとして頭をもたげる!
問題の背景には、30,300の要素があるというが… ここにも「性悪説」の要因が
見受けられる。 スペイン、ポルトガルや、北欧系の国々は、7割の離婚というから、
深手を負った人たちのドラマが日常的に発生する。 そのため、刑事モノドラマは、
実に複雑で面白く、奥行きが深いのが多い。 要するに娑婆娑婆!
「わが家系は違うって? …アナタだけが知らないだけ!」 だから宗教が
必要なのです。絶対的安らぎを持った聖女の幻を必要とする! それを他者の中に
求めるため、そこに不幸のタネが生じる! 母親の無条件の愛情の中に、それが
見てとれる。「絶対幸福感」が強い人の背景には、幼児体験として根深く、両親の
愛情がはりついている。再構築家族は、自分とは何者か?を、普段の生活の問いに
哲学的に関わってくる。 分類の振るいにかけられる直前のクラスの下位の者に、
再構築家族が多く見受けられる。様々な背景を背負って人生を全うするのは、
至難の業である!
・・・・・・
6756,閑話小題 〜映画観賞 ―引っ越し大名!
2019年09月14日(土)
洋画の間に、邦画を挟むと、ホッとするため、3対1の割合に心がけるが、やはり
洋画の方が濃厚で、面白いのが多い。今回は邦画と、「記憶にございません! 」
か、「引っ越し大名! 」か、迷ったが、放映されてから暫く経つため、早々に
終わる可能性もあるのでは、の理由で決定した。暗く重い『御国替え』の問題を、
軽く、明るく映画化しているところが良い。本好きの、<かたつむり>と揶揄
された地味な小役人が、実は『戦略』を兼ね備えていたという設定。
映画とはいえ、『御国替え』の一端を垣間見れるだけでも、価値がある。
『超高速!参勤交代』のヒット以降、トレンド化している「ユニーク時代劇」
の流れをくむ娯楽活劇。
――
〜映画のあらすじ
≪姫路藩書庫番の片桐春之介(星野源)は、書庫にこもりっきりで人と話すのが
苦手な引きこもり侍。あるとき、藩主の松平直矩(及川光博)は、幕府に姫路
から大分への国替え(引っ越し)を言い渡される。
当時の”引っ越し”は全ての藩士とその家族全員で移動するという、費用と
労力がとてもかかる超難関プロジェクト。これを成し遂げるには、引っ越し奉行
の手腕にかかっている。お国最大のピンチに、いつも本ばかり読んでいるのだ
から引っ越しの知識があるだろうと、春之介に白羽の矢が立つことに。
突然の大役に怖気づく春之介は、幼馴染で武芸の達人・鷹村(高橋一生)や
前任の引っ越し奉行の娘である於蘭(高畑充希)に助けを借りることに。
こうして引っ越しの準備が始まった!
人数10,000人!距離600km!予算なし!?
果たして春之介はこの一世一代のプロジェクトを知恵と工夫で無事に成し
遂げ、国を救うことができるのだろうか?!≫
――
〜小説の内容紹介は
≪徳川家康の血を引く譜代大名でありながら、生涯に七度の国替えをさせられ、
付いた渾名が「引っ越し大名」という不運の君主・松平直矩。またもや幕府から
国替えを命じられたものの、度重なる激務によって亡くなった「引っ越し奉行」
の役目を継がされたのは、引きこもり侍と後ろ指を指される若輩者の片桐春之介。
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09月14日(月)
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