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堀井On-Line
by horii86
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■7120,読書日記 〜『わが人生の三大原則』 山折哲雄著

    * そう言われてみれば…
≪ 京都にやってきたころ、ひとりの医師に出あった。京都四条病院・院長の
 中野進さんだった。ある会合での初対面のとき、突然、こんなことを言われた。
私は永年、医師をやってきて、その経験から医師の三原則ということを考える。
それが、
 ・とめる
 ・ほめる
 ・さする の三原則。
患者に接する時の医師の心得、ということだと思う。
その頃に思いついた三原則がある。
 1・人について比較しない
 2・だますよりだまされる人になる
 3・群れから離れる
1の比較は本来、モノとモノとの間にすべきこと。これが、ひとたび
自分という人との比較をすると、嫉妬が芽生え、不孝に転落をする。
2の騙される不幸の方が、まだよい。
3の問題は、今さら取上げる必要もない! これは歩くことで、気づいたこと!
 泣きながら歩いたと、言ったが、それは一人でこそ出来たこと。
70代に入った頃から、また新しいライフスタイルが入った。
 ・食べすぎない
 ・飲み過ぎない
 ・人に会い過ぎない    ≫
 
 ――
▼ ところで私の3原則がある。20歳で創業人生を目指した結果、
 ・ 孤独、孤立を恐れない
 ・ 何ごとも貪欲に吸収する
 ・ 楽しめるまで集中する 
 人との間隔を開けておく習慣が必要だった。
誤解されても、それを受入れる。まあ、遊び癖が強すぎた面もあったが、
一応、許容範囲… 20歳代に、様々な地域で、色いろの職の娑婆経験をしたが、
振りかえ見れば、それが、良かった。花も嵐も乗越えて… が人生である。
そこで途中から意識しだしたのが、
 ・ 後味が悪くなることは、避ける
 ・ 優しくすること
 ・ 一日(いま ここ わたし)を充実すること
  ―

  〜で、以下に続く! お後が宜しいようで…
・・・・・・
5658,『エゴの力』A 〜総論
2016年09月11日(日)
          『エゴの力』石原 慎太郎 (著)
   * 『エゴの力』A 〜総論
 「エゴ」といえば、日本人にはマイナーな印象だが、包丁と同じで、使い方
次第でプラスにもマイナスにもなる。綺麗ごとで人生を切り開けない。
「健全なエゴを如何に内に育てる必要性」を著者は説く。江戸幕府は士農工商
の身分制度の中で、エゴを抑えることが美徳とされた。考えないこと、他人と
同じであることが、第一とされていた。<エゴイスト>は、社会から抹殺される
環境にあった。  =アマゾンの内容紹介=
《 織田信長もイチローもヘミングウェイも…成功する人物はみんな真っ当な
“ジコチュー" 「怯むな」「おもねるな」「諦めるな」悔いのない人生を送る
 ための新たなバイブル!【人生を決めるのは神でも仏でもない。己の感性だ】
・思いつきが報いられる組織は伸びる ・織田信長こそ完璧な自己中心主義者
・感性を磨きたければ趣味を持て ・強固な自我で老いと向き合う名選手たち
・恋心というエゴの恐ろしさ ・浪費こそが最大の貯金
・日本という国の「エゴの資質」 etc…
恋愛、結婚、進学、就職、転職、起業…人は人生の岐路で悩んだ時、第三者の
助言やマニュアルを頼ろうとするが、結局何を選択するかを決めるのは自分自身。
その人の「エゴ」である。つまり、失敗しない人生を送るには強くて健全なエゴ
を育てるしかない。博覧強記の著者が古今東西の文献、偉人の足跡からその人物
のエゴが光り輝いた感動的瞬間を蒐集。人生の定理とともにエゴという力の
蓄え方がよく分かる画期的自己啓発エッセイ。
▼ 私の身近にも、「エゴの塊」のような人がいる。エゴイストほど、それを
 オブラートに巧妙に包む知恵がある。エゴとは、その人の感性というが、
理性ー>悟性ー>感性の三重構造のベースを、自ら明確にしておくべきである。
個性は、この三重構造のベースそのものと言える。創業、起業は、「エゴイスト」
に徹しなければならない。そのカエリ矢が、今になって次から次へと、突き
刺さってくる。だから、日々が面白いのも事実。極限を超えようとする時に、

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09月11日(金)
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