ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6997,読書日記 〜‘残酷すぎる真実’−1
<言ってはいけない
―残酷すぎる真実―橘玲/著 >
中学校時の上位成績が、そのまま、人生を決定づけている現実を、
何度も書いてきた。14歳で既に人生が決まっている恐ろしい現実がある。
ソクラテスのいたギリシャの社会構造が、
<3%の支配者と、30%の市民と、67%の奴隷階級>
に色分けされていたが、現代のアメリカ社会が、そのままスライドしている
漫画的な残酷な真実がある。「見出しと、目次」をみると、バカバカしいと
拒否反応をしたくなるが、私が生きてきた世間、社会には、残酷すぎる真実が
あった。ここで美貌格差の値段が3600万というが、なる程、言い得て妙な値段
設定である。記憶が鮮明な女性には清潔感があって、明るく、誠実でサッパリ
した人。それ以外は??… 外的バランスの良さが成せる業だが、現実は現実。
人生とは、その拡大と縮小過程にあるような… ?
貧しさは敗北ですらあるのが娑婆。 …恒産あっての恒心あり。
それもこれも、65歳までの話。あとは… その裏付けが情報と、知識として
蓄積されているかどうか。『男はつらいよ』の寅は、はみ出し者のお伽噺。
〜Amazonの商品説明より〜
≪ ❶ この社会にはきれいごとがあふれている。
人間は平等で、努力は報われ、見た目は大した問題ではない――だが、
それらは絵空事だ。往々にして、努力は遺伝に勝てない。
知能や学歴、年収、犯罪癖も例外でなく、美人とブスの「美貌格差」は
約3600万円だ。子育てや教育はほぼ徒労に終わる。進化論、遺伝学、
脳科学の最新知見から、人気作家が明かす「残酷すぎる真実」。
口に出せない、この不愉快な現実を直視せよ。
=目次=
まえがき
努力は遺伝に勝てないのか
【1】遺伝にまつわる語られざるタブー
馬鹿は遺伝なのか/依存症・精神病は遺伝するのか/犯罪は遺伝するのか
〔コラム1〕遺伝率
〔コラム2〕遺伝と犯罪
−
【2】「頭がよくなる」とはどういうことか――知能のタブー
親の収入と子どもの学歴の関係は/人種とIQについてのタブー/
差別のない平等社会をつくれないワケ/「知能格差」の真因とは
〔コラム3〕ユダヤ人はなぜ知能が高いのか
〔コラム4〕アジア系の知能と遺伝
−
【3】知識社会で勝ち抜く人、最貧困層に堕ちる人
経済格差の根源は何か/超高学歴でエリート主義のスノッブたち/
強欲な1%と善良で貧しい99%/日本社会に潜む「最貧困層」
−
【4】進化がもたらす、残酷なレイプは防げるか
犯罪は「凶暴な男」の問題/進化のために赤ん坊が殺される/
妻殺しやレイプを誘発する残酷な真実/オランウータンもレイプする/
夫婦間のレイプはなぜ起こるのか?
〔コラム5〕実の親と義理の親の子殺し
〔コラム6〕家庭内殺人と血縁
ー
【5】反社会的人間はどのように生まれるか
こころを支配するもの/心拍数と反社会的行動の因果関係/
犯罪者になる子ども、実業家になる子ども/「発汗しない子ども」は
良心を学習できない/「賢いサイコパス」と「愚かなサイコパス」/
少年犯罪者や異常性欲者への驚愕の治療法/脳科学による犯罪者早期発見
システム/子どもの選別と親の免許制/非科学的な人権侵害よりも脳科学
による監視社会を
〔コラム7〕犯罪と妊婦の喫煙・飲酒 ≫
▼ 医者は女医か、それに見合う家系の相手と結婚する。美形の看護婦との
それは少ない。白馬の騎士は、生まれ育った環境から連れ出してくれ男を
言うのであって、数ランク上の相手ではない。 学生時代の不文律…
オープンだが、実家の話をしないこと>。 砂場の「子供社会のルール」
社会には「平等、自由、博愛」など存在しない。その真逆なればこそ、
理念としてあるだけ。平等の代用に「公平」の言葉があるが、これも妄想。
猿と人間の境目のチンパンジーには、「公平」に対して異常なほど敏感。
なればこそ、人間に近いといえるが、人間社会は、不公平に出来ている。
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05月11日(月)
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