ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6959, 閑話小題 〜エイプリルフール

   * この語源について
 一昨日は【4月バカ】… そう、エイプリルフール。新型コロナ騒ぎで、
あまり話題にならなかった。起きている現実こそ、非現実のような様相。
ジョークで笑い飛ばせる事態でない。学生時代に寮生活の日常で、この手の
エピソードも当然あった。 今回は、その語源をテーマにするが、これは
世界中で昔からあった遊びの一つ。
  〜ウィキペディアによると〜
≪ その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催
 していたが1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用。
 これに反発した人々が、4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめた。
◉ インドで悟りの修行は、春分から3月末まで行われていたが、すぐに迷いが
 生じることから、4月1日を「揶揄節」と呼んでからかったとする説もある。
 この説によれば、インドの「揶揄節」が西洋に伝わったのがエイプリルフール、
 中国に伝わったものが「万愚節」になったという。
◉ イングランドの王政復古の記念祭オークアップルデーに由来する説がある。
◉ フランスではエイプリルフールを Poisson d’avril(4月の魚)といい、
 子供達が紙に書いた魚の絵を人の背中にこっそり張り付けるいたずらをする。 
 この『4月の魚』とはサバのことを指すと言われ、丁度この頃にサバがよく
 釣れるためこう呼ばれるとされる。
◉ 日本には大正時代に欧米のエイプリルフールが伝わったが、前述の中国の
「万愚節」が江戸時代の日本に伝わり「不義理の日」と呼ばれていた説もある。
 しかし、暦の都合上正確には4月2日が本当のエイプリル・フールであり、
 4月1日に嘘をつく人々は暦に騙されているということになる。 ≫
 ―
▼ ジョークで済まされない事ほど効果がある。それが許されるのが学生時代。
 先日、ここでテーマにした「志村けん」…そこに居るだけで笑いを誘った男。
一番圧巻が…自家用車がリムジン。そして麻布・六本木の豪遊。 それだけで
笑いを誘う材料になるコメディアンの役得である。冷笑対象そのものが何とも
味がある。年に一回、公然と笑いで済ませる嘘がつける日。それが出来ない
事態の、この「新型コロナ」。 …それにしても深刻である。
 
・・・・・・・
3660,音信不通だった友人から連絡が!
2011年04月03日(日)
  * 5分の差で助かった
 学生時代の友人の奥野和夫さんから、昨日の午後に電話が入った。
安否を知るために、宮城県亘理町の住所先に葉書を出していた。
それが昨日になって本人の手元に届き、電話をくれたのである。
  彼の話の概要は! 
≪ 妻が病院に行くのに付き添った後、自宅に帰ってきて、たまたまTVを
 見ていたら、激しい地震が襲ってきた。それが長い時間にわたり続いたが、
急にTVの画面が変わって6メートルの津波が押し寄せるという緊急の内容。
直ぐに6Mより10Mに変わったのをみて、着のみ着のままで自動車で高台の
方面に向かった。しかし、道路は渋滞で前に進まない。そこで機転をきかせ
農道に回ったが、そこも渋滞。その間に余震が激しく前に進めないほど。
それでも何とか高台に辿り着いた後の5分後に大津波が襲ってきたという。 
その後、避難所に行ったところ数百人の先客がいて寝れる状態ではない。
そこで車中で一晩過ごしたが、着の身着のままのため、寒さがきつい。 
暖房もガソリンが無くなるので、一晩中、5分ごとにエンジンをつけたり、
止めたりして過ごした。朝までの時間が非常に長く感じた。水洗トイレは、
ボランティアの中高学生が水を近くの川から次々と運んでいた。
命は助かったが… 妻が病のため、避難所では悪化の可能性がある。 
ふと30分の所に前の会社の先輩が住んでいるのを思い出し、そこに9日間、
避難させてもらった。そのうちに群馬の実家の兄に連絡がつき、車でガソリン
を新潟県経由で持ってきてもらい、何とか兄のいる実家にたどり着いた。
最近になって道路が復旧してきたので、自宅を見てきたが、1Fが海水の泥で

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04月03日(金)
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