ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6940,読書日記 ―『逆説の法則』
             <逆説の法則 ー西成 活裕 (著)>
◉ 9年前に会社を清算して直後に、『これってベストじゃないか?』の感覚が
心の奥底で湧いてきた。そう思えば、そう解釈できることの典型と自らに言い
聞かせの典型としても。 節目に必要な考えと思いつつ。最悪と思えば、
その意味の深堀が中断する。 …予定挫折という考えがある。
創業の準備段階で、最悪の仮説をたて事前の百策の一つに入れておいていた。
<事前の一策は、事後の百策に勝る>を創業なればこそ可能。
 第三者には、それも凡庸の人には、それが解らない。人生を森や林の動物
に譬えて、地中の「モグラ」。地表に住む「虫」、樹上から獲物を狙う鳥類。
その鳥にも、林だけでなく、森全体を見渡し獲物を狙う猛禽類もいる。
そこには、逆説に譬えられる蝙蝠も逆さに止って獲物を探す。
私が考える切口に、この蝙蝠の逆説で考えることが多い。まずは前提を疑う。 
◉ 社会には、…内側(先祖代々の家)から500M世界の「世間」の世界と、
空飛ぶ鳥の上から目線の「社会」の視点が存在する。そして、近くの河と海の
魚の目線もある。何ごとも長期的視点で考えと、現象の裏表を考え合わせる
必要性がある。裏といえば、逆に考えてみると、これがヒントに直結すること
が多々ある。 例えが良いか悪いかは別として、このパンデミック騒ぎ。
<ネット社会が現実社会をアッという間に覆った。その弊害を、改めて考える
 機会を神が与えたもうた> と逆転して考えると合点がいく。イタリアが
国家閉鎖をした上に、移動禁止!とは… 歴史に残る惨事? 米国、英国が
孤立主義に動きを、今さらと思われたが、これは方向は間違ってないサインか。
等々を考えるに丁度良い著書である。
◉ 一度、「空けて」「分けて」「かけて」「負けて」…冷静に考える時節。
グローバル化とは、世界を制覇したものが、総取りになる。その絶対否定の
総括に来ているということか。このままの延長は、人類の滅亡になる可能性を
示唆した一現象とすると… 
 ――

≪  内容紹介
 「損して得とれ」「急いてはことを仕損じる」は、数学的に正しい!
経済が縮小傾向にあると、人はつい短期的な思考に陥る。 目先の利益を優先
させるあまり技術の蓄積が疎かになり、次世代を支える長期プロジェクトも立て
にくくなる。10年前に渋滞学を世に問うた数理物理学者が、「長期的思考」が
いかに正しいかを多くのロジックで証明。 ビジネスに応用できる
「四つの逆説の法則」が企業を救う。
「空けるが勝ち」
「分けるが勝ち」
「かけるが勝ち」
「負けるが勝ち」の4つに繋がる
 ―
 目次 :
序章 正言若反/
第1章 世界は逆説に満ちていた(個人編/ 組織編/ 社会編)/
第2章 逆説を支える法則(逆説の条件 マイナスとプラス/
 空けるが勝ち その1:急がば回れ/
 空けるが勝ち その2:バケツリレー理論 ほか)/
第3章 日本の進むべき道(なぜ長期的視野になれないのか 
 どのように合意形成していくか/ 個人のあるべき姿/
 組織のあるべき姿・大学編 ほか)

まえがき
序章 正言若反
 第一章 世界は逆説に満ちていた
〈個人編〉愛される人とは/苦労と失敗/勉強と無駄/研究と流行/
教えないことの大切さ/便利さと引き換えに/スポーツ――最初は負けでも/
オセロ――負けるが勝ち/声楽――高音は下に引け/健康――行き過ぎに注意
〈組織編〉老舗企業/日本に多い理由/長期投資/年金制度と投資/
ROEと会計制度/研究開発/営業戦略/ゲインロスとフロントエンド/物流と
配送/生産性の向上と改善/稼働率の罠/経営責任とコンプライアンス
〈社会編〉交通安全とリスク恒常性/渋滞吸収と車間距離/制限速度/車線/
混雑情報提供のジレンマ/信号機/公共交通/パニックと避難/自動運転/
人工知能ブーム/安全安心/環境資源/国際関係

 第二章 逆説を支える法則
 逆説の条件/マイナスとプラス/空けるが勝ち 
その1:急がば回れ/空けるが勝ち 

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03月15日(日)
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