ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6315,読書日記 〜エスキモーの「叩き犬」
〜『善人は、なぜまわりの人を不幸にするのか』
曽野綾子著より
* 叩き犬と日大アメフト部
これを読んで、暫しショックと驚きで茫然… その数日後、思いついたのが、
日大アメフト部の一連の事件の、鉄砲玉のラグビー選手のこと。選手間では、
精神的に圧力をかけて選手を追い込んでいく内田前監督のターゲットになる
ことを選手たちは『ハマる』と呼んでいた。プラスに考えれば、見込みがある
から対象にされるから判断は難しいところ。 しかし、エスキモーの犬は…
ポン督として、「チーム強化策として、その位でないと宿敵校は破れない」
というのも至極当然かもしれない。
〜『死の準備教育』曽野綾子著より
≪ 本多勝一のカナダ・エスキモーのレポートに、面白い話がある。
それは、犬橇のことで、エスキモーは橇の前面に犬を扇方に立ててひかっせる。
もっとも長い綱をもらい、先頭に立つのは、頭のいい優等生の犬で、これが群れ
を引っ張る。ところが、いつも、綱がたるんでしまっているのが一匹いるという。
綱がたるんでいるということは、橇を引くのに全く役立ってない。こんな犬は、
連れて行かなければいいのに、と本多氏も思うが、それが面白い。
この犬は、たえず振り下ろすムチの目標として存在価値がある。犬たちは、
一種のパニックに陥りながら走るが、この能無し犬は、いつもムチを受けて
キャンキャン啼き声が他の犬を奮い立たせる。この犬のお尻は、あまりに多くの
ムチを受けるので、次のムチが自分の上に落ちてくるかと、絶えず振り返る。
この犬は、この世に生れてよかった、ということはないが、その姿は、私を慰め
てくれる。 この犬のような存在になって生きることも意味があるのだと、
思わせてくれる。≫
―
▼ これをヒントにポン督(日大アメフト監督)とコーチが考えたチーム強化策
か如何かは分からない。 サラリーマン社会の浮沈みの中では「叩かれ犬」の
経験をしている人は多いだろう。 この逆の話もある。養殖場の魚を活気つける
ため、食肉種の魚を数匹入れるという。自然界では、その存在が有って然るべし
だから。定年後、急に元気が無くなるのは、食肉魚の存在がいなくなるため。
いや、小池で酸欠不足?。それとも、家庭内食肉魚に追回され疲れはてるため?
・・・・・・
5218,聴覚の方が、視覚情報より根源的!
2015年06月28日(日)
『人はなぜ、同じ過ちを繰り返すのか』堤未果:佐治晴夫対談
* 聴覚の方が、視覚情報より根源的!
全盲の辻井伸行が、譜面をみないで多くの曲を弾きこなすことに不思議?と
思っていたが、「皮膚の外側全部が宇宙」と聞くと成るほど、「聴覚の方が、
視覚情報より根源的!」というのも納得できる。 〜その辺りから〜
≪ 堤◎ ー目に見えるものだけを信じることはなぜ危険なのでしょう?
佐治◎ 一耳のほうが優れているともいえます。目は見たいようにものをものを
見る特性が顕著です。 聖書にも「神の姿をかたちづ〜てはいけない」と書かれ
ているでしょう。神の姿が見えようとすると、自分に都合の良い神をつくりだして
しまって、極端の場合は、その神の命令によって、という思い込みから殺傷事件
を起こしてしまう。 それも、脳のメカニズムに関係してくるらしいのですが。、
堤◎ ーどんなメカニズムでしょう? 耳との違い?.
佐治◎ ー目は三種類の色を識別する細胞からできています.「RGB」、つまり
赤REDと緑(GREEN))と、青(BLUE)の細胞にどういう光が入るかによって
いろいろな色を識別します。 ところが耳の聴覚器官は、二万五〇〇〇種類
くらいの細胞が縦に並んでいる。ある音が片側からやってきた場合、われわれ
は二つの耳で、その方向を識別できます。ところが音が片側の耳に入って、
次にもう片側の耳に入るまでの時間差は一〇〇〇分の一秒くらいで、神経の
伝達速度では、間に合わない。となると、音源の方向を識別できないはずです。
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06月28日(木)
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