ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5764,パソコン融合TVの時代に
* 再びYouTube
以前、ÝouTubeが面白くて、別のブログ『バートウォッチ』に、面白そうな
映像を紹介していたが、今では各TV局がチョイスをして放映している。
一月ほど前、家電チェーンの売場を暇に任せ彷徨っていると、売場担当者に
『アンドロメダTVが最近売れてますよ』と声を掛けられた。ソニーがグーグル
と共同開発したアンドロメダを基本にしたパソコンとTVを融合した、一言で
いえば『画面検索付パソコンテレビ』。グーグルの検索機能をコントローラに
付けて、音声入力をすれば、目的の映像を呼寄せる機能。 選択したÝouTubeに、
「4k画面 築地 マグロ」と発声すると、4K画面のマグロの解体シーンが
映しだされた。ミソは「4k画面」のキーワード。一般放送で、まだ4k放送は
少ないが、YouTobeには4k録画の映像が投稿されている。それは、これまでの
映像とは違った鮮明な画面。担当がいうに『売れているのが、アンドロTV』。
そこで家でチラシを改めて見ると、ÝouTube付が有るのと無いのがある。
新しい方のソニーのPCで、その画面をみると4kで入力された画面があった。
生々しい現場で撮影され投稿された映像、例えば、『シナイ山の初日の出』
『北欧のクリスマスイブの光景』『聖地の祈り』『ナイル川クルーズ』とか、
『サントリニー島の日没』等々、何でもござれ。これらを大画面TVの音声検索
で瞬時に茶の間で見れるのだから驚いてしまう。18ケ月〜24ヶ月で、情報機器
が半額に下り続けているというが、商品としての機能が、それ分アップする。
パソコンTVが、既に売れ筋の主流になっていたとはね。グローバルになるわ!
・・・・・・
5399,グローバリズムという病 ー@
2015年12月26日(土)
図書館で、『グローバリズムという病』平川克美著 を借りてきた。
ISとか、TPPなどの問題を考える上で最適の内容。 そこで、
【「グローバル化」と「グローバリゼーション」との違い】を
検索すると、菊池英博著『新自由主義の自滅』の一節があった。
≪「グローバリゼーション」と「グローバリズム」という言葉は、日本では
かなり混同されており、同じ内容のように使われているときが多いようです。
しかし、この二つは似て非なる言葉。 グローバリゼーションの邦訳は
「グローバル化」であって、「ヒト・モノ・カネの国際間の流れを自由にする
ために、障壁を取り払い、世界各国の政治や経済の流れを良くしよう」とする
ことです。しかし、グローバリズムは「新自由主義にもとづくアメリカニズム
(新自由主義的資本主義」)」をさすのであって、「グローバル化」が
「グローバリズム」になるものでありません。 第二次大戦後の世界は閉鎖的
になりましたが、西ヨーロッパでは欧州連合ができ上がり、さらに1990年代
に入ってからはソ連邦の崩壊と東ヨーロッパの自由主義経済への参入によって、
グローバル化が普及し始めます。一方、グローバリズムという言葉は、
「新自由(ネオ・リベラリズム)」というイデオロギーを宣伝するため
使われた言葉であり、決して普遍的な概念でも歴史的必然でもないのです。
ソ連邦が崩壊した1991年以降、米国が一国覇権主義国家になったことで、
日本や発展途上国に対して新自由主義にもとづく政策を、いかにも普遍的な
ものであるかのように思いこませるために、盛んに用いられはじめます。
とくに日本に対しては、米国は敢えて両者を意識的に混同させて、新自由主義型
資本主義(グローバリズム)が世界の基準であるかのような誤った宣伝を強めた。
日本では大マスコミ(全国紙、NHK,民方)が両者を混同して報道しており、
多くの日本国民も「グローバル化が進むので、グローバリズムを受け入れる
のは当然だ」と思いこんでいるようです。・・・≫
▼ TPPの本質は、アメリカによるアメリカのための新自由主義的商圏つくりで
あり、その最大の同盟国、というよりアメリカの経済占領特区の日本領土を
一体化する狙いは明らか。とはいえ、今さら抜けることは不可能。 中国に
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12月26日(月)
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