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堀井On-Line
by horii86
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■4870,「事業人生を決心して45年」の語り直し ー38
    * 設計と、建設と、ゼネコン・シンジケート
 ビル設計の私の方法は、各階の平面図を設計士と話合い何度か書換えながら穴があくほど凝視する。
その過程で他の戦術などを考える。そうこうしていると、夢の中で、その場に立つまでになる。今では3DやCGが
あるが・・ 問題は設計担当者と自分のレベル。それが、そのまま出る上に、後になって隠れた問題が出てくる。
 千葉の千城台と、実家の商業ビルの基本設計担当者が、事務所を辞め独立していた。 その担当者とは呼吸が合い、
創造(想像)力が引き出されていた。が、彼は私を全くの素人と見ていた。私の場合、創造工学などの本を何冊か
読み込んでいた。また学生時代のゼミなどで、ものを考え出したり、作り上げるに、何も捉われのないピエロ役
「X」を仮想し、暗黙のうちに誰かが演じ、飛躍した案を正・反・合を繰り返しながら練り上げていた。 千葉、
長岡の手掛けた二つのビル設計も、私がピエロ役(暗黙)をしていたが、それを未熟?にしか思えなかったのか、
一度会った後、居留守を使ってきた。それより、千葉と長岡の露わな姿を身近で見ていたこともあったか。
 この人物、一棟目のホテルの成功をみた後、改めて組みたいと言ってきたが、許せないのが私の限界。
既に故人だが、設計担当としては神がかり的であった。 長期投資は、時代の変遷を乗越えなければならないため、
長期的視点(神的視線)が必要になるが、ところが分かってないのが多い! 創業は、その都度、会計事務所も、
設計事務所も、何もかも変えるのが筋だが・・ その甘さが、贅肉として、付いていた。
 当初のビル建設から薄々気づいていたが、建設業界そのものがゼネコン・シンジケートの存在であること。 
当時のビル建設の99%は、その談合で決定されていた。あとの一%は、関係者の熟知した中で、何とか?・・ 
 その網の中で、私は小虫レベル。その都度、何とか努力をしたが、長年かけた膨大かつ緻密の網目で、雁字搦め。
10数年前に社会的大問題になって、大きく変わったというが? 今でも巧妙に、マフィア化し、巧妙に現存?
相手をパターン化し、シンジケートが談合で決めた粗筋どおりに、施主を躍らせる集団詐欺的要素が強い世界。
装置産業は、これと、税制のカラクリで、長期的に存続するのは至難の業である。軌道に乗ったころには、
時代遅れの産物になる。だから、長期の装置投資をする時に、当初からシェルターを組込んでおくしかない! 
創業は上手くいけば天国、失敗すれば地獄。その中間にあるのが煉獄。そこは <キリスト教の教義において、
小罪を犯し地獄に行くまでに至らないがすぐには天国へ行けない霊魂が、苦しみを受けながら浄化 され最後の
審判を待つ場所、その状態> 老後は、誰しも煉獄状態?  創業は、地獄、天国、煉獄が直に味わえる。
で、シェルター内は、煉獄? 建設業界は、生き馬の目を抜く修羅世界でもある。偶然だが、以下の文章に続く!
・・・・・・
4503, 実録・ゴールデンブリッジからの身投げ
2013年07月15日(月)
 先日、蔦屋で本を一冊買ったところ、レジの人がいうに、「今なら、シニア様なら無料でDVDが借りられます」という。
そこで借りてきたのが、『ブリッジ』。軽い気持ちで、身投げ自殺のドキュメントのタイトルにひかれ借りてきたが、
初めから終わりまでシリアスで見入ってしまった。次次とサンフランシスコのゴールデン・ブリッジから身投げをして
いくのが映し出され、遺族や友人が、インタビューに答えている。このところ『大往生したけりゃ医療とかかわるな』や
『どうせ死ぬなら「がん」がいい』の読書録と、その下書きを書いているので、死にゆく者の心模様がシリアスに伝わる。
橋の手前で、死のうか迷って考え込み、決断する悲痛な姿が痛ましく映し出されている。 バンジージャンプのように、
飛び込んでいく。身近の人の証言では、ほぼウツ病で、それが高じ自殺に到る。生きているのが辛く、死にたいのである。
 反面、誰かに助けて欲しい気持ちが迷いを生み出す。その中で、一人、助かった人がいた。足から落ち、上手く靴が

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07月15日(火)
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