ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4852,「事業人生を決心して45年」の語り直しー22
* 本店ビルの建替えへ
 そうこうするうちに、地元百貨店の二社が大手チェーンのニチイと、ヨーカ堂の傘下になっていた。
そのニチイ傘下に入った隣地の百貨店と数軒の店舗の共同開発ビル計画が立ち上がっていた。
当地は、その四角にあり、要になるため、当然、参加の打診があった。私が生まれ育った旧ビルも
30年も経って寿命もきていた。 私は当初、共同ビルに参加には賛成だったが、共同ビルの設計は
当然、大型店に都合よいレイアウト。即刻、参加取りやめになったが、この機会に新ビルを建替える
ことになった。私には千葉・千城台ビル立上げの経験がある。
この設計過程と、ビル建設の二度目のチャレンジになった。設計会社は千葉と同じ設計事務所と、
担当を同じにした。30年前に、そこで、父が木造店舗から、新ビルの立上げを、身近に見ていた
幼児体験もあった。これに、千葉でのビルの経験を加えての設計の立案、この建物は、その後の
建物でのベストの傑作の設計になった。 扇状の四つ角のビル。柱は最小に、ビル売却を前提に
おいて、テナントビルなどに転用可能に、考え抜かれたレイアウトになっている。
二階以上のフロアーと地下をメインの1Fと分離できるテナントビルへの転用可能である。
この建替プロセスほど、人生で面白かったことはなかった。 父の魂が私に乗りうつって建てた
ような建物。現在は予備校として稼動しているが、実兄が、通り相場の3〜5割高で売却が出来た。
その買った人物が、その後に取組んだホテル創業のスタッフだった因縁があった。
ニヶ月でコンビ解消をしたが・・ その人も、私から傑作作品と聞いていた 面白いものである。
10年後には、異種のブラックスワンの出現で・・ ?
 話は戻るが、新規ビル建設で旧ビルを壊すことになったが、私の手で壊すのも大きな因縁。
仮店舗への移動のため、閉店売出しで一切を整理をした最終の夜、二階で全員で冷酒で乾杯。
旧ビルへの御別れで、飲みほした茶碗を一斉に床に叩き付けた。ところが、全ての茶碗が割れない。
長年の熱湯で強固になっていたため。茶碗にも年季が入っていることを教えられていた。 
 ところで、敷地ギリギリの鉄筋ビルの解体を、どうするかに非常に興味があった。
何と各フロアの真中に5m程の穴を開け、上層から壊したコンクリートと鉄筋を1Fに落とし、
運び出す。5Fの後は、4,3,2Fと。
・・・・・・
4485, 怒らないって本当は恐い! ー2
2013年06月27日(木)
                 『怒りの作法』小川仁志 著
    * 日本人はなぜここまで怒らないのか
  何故に日本人は怒らなくなったのか、その理由を幾つか取り上げている。ーその部分を抜粋ー
・ 三木清は『人生論ノート』の中で、「他の感情から比べ、否定的にとらえられるのは、怒りが
憎しみと混同している点にあるとしている。三木は憎しみは負の感情しかないが、怒りはそれとは
違う正のエネルギーを秘めた感情。  したがって、まず怒りに課せられた誤解を解くことから始める
必要がある。感情とは内側から生じてくる一種のエネルギーであって、それをうまく放出することに
よって、人間は人間らしくふるまえるのである。
・ なぜ怒りだけが抑圧されるかというと、そのイメージは、ほとんど常に暴力的言動に結びついている
ため。 怒っている人の原因を聞くと、理解が出来る。しかし、その言動は否定することになる。
互いの主観をみとめ、話し合い、理解するのが人間たる由縁だが、暴言や暴力に頼り、他者から
理解してもらうことを諦めてしまうため現代人は動物化しているといわれる。
・ 権力者は、怒る人間より従順な人間を好みます。自らの保身のためである。
長年かけて教育を始めとした啓蒙活動で人間の怒りを去勢し、従順な国民を作り上げてきた。・・・ 
怒りという正常な感覚の一部を奪われてしまった人間は、他の感情ー喜と哀と楽も歪なものに
なっていく。笑えない子供、泣けない大人、楽しめない人間。極端までに怒りを嫌悪する現代社会は、

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06月27日(金)
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