ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4837,「事業人生を決心して45年」の語り直しー13
* センチュリー・ベーカリー
千城台ビルの一角でオープンさせた養老乃滝1122号店も、色いろあって一年も経つと落ち着いてきた。
しかし、石油ショックの影響でテナントは一軒も埋まらない。それなら、再び、自ら新たな店のオープンと、
何が新しい商売がないかと探しあてたのが、焼きたてのベーカリー。 日経新聞の記事に『東レ系の商社・蝶理が
冷凍生地を主にした焼きたてのベーカリーのフランチャイズを本格展開』とあった。名前はセンチュリー・ベーカリー。
再び、怖いもの知らずで、何とかやれる!と、取り込むことにした。早朝、4時に起床。一時間以上先の東十条店に
数ヶ月、研修をした後に、開店になった。居酒屋、ベーカリーなど業種は違っても、立ち上げ手順は同じ。
それでも二年前時での、ビルの立上げが重なってないだけ、居酒屋のオープンより、遥かに楽だったが、しかし、
開店前後のパニックは、同じ。 店一軒の立上げは、全身全霊で、持っている全精力を叩きつけるしかない。
産みの七転八倒の苦しみは何ごとも同じ?その都度、地獄。今度は居酒屋と違って、家内がバックアップをしてくれ、
本部の担当と同郷もあって呼吸が合って、何とか乗越えた。とはいえ、冷凍生地のパンだけでは、店内の商品構成が
成り立たないため、粉からミキサーで練り上げ、発酵させ、焼き上げる。パン職人が一ヶ月ほど泊まり込みで手伝いに
きていてくれたが、早朝4時前に起床、パンの仕込みを開始! 全てを自分一人がする重労働である。しかし焼鳥屋の
開店からみれば、楽。 まず、店を賑わさなければならないため、牛乳の1・8Lパックを、原価の10円安の売価で、
売りに出し、表立っては繁盛店だが、その実情は、採算すれすれ。それを知らない姉夫婦が、それを見て、焦った
ことを見てとった。そして、実兄に対する既存社員と組んだ嫌がらせがピークに達し、実兄とトラブルが起きていた。
兄からは怒りの電話が連日続くが、二店の運営で手一杯。それをチャンスと見ていたのは分かっていた。その話合いに、
早朝の3時に起床をし、仕込みと焼き上げを終えて、開店を家内に頼み、帰省をしていた。ノンビリしている家内でさえ、
「姉夫婦は基本がなってない!」という始末。(当の本人が一番なってない?) 私の視点も、真逆の環境の6年間を
過ごしてきたため、呆れ返って『何を姑息なことを、やってるんだ!』である。しかし、二人の周到に計算された
手順の御家騒動の序曲。
その極限の状況の中で、思いもよらない底知れぬ力、得体の知れない力が、己を支配し勝手に動き出していた。
極限を超えると、そこに原始的、動物的な、得体の知れない力が湧き出てくる。火事場の馬鹿力より、戦場の馬鹿力?
これは極限では出てこない! 極限を遥かに超えた場面でしか、この力は出ない。そのためには断崖に立つしかない。
それも捨て身で。 小心な私など、その上に、怒り主体の喜怒哀楽をエネルギー源にした狂人に徹するしかなかった!
この辺りから、創業の感覚が身に付いてきた。 事業は常時戦場で、闘い続けること。一日を、48時間のつもりで、
働き詰めなければならないこと。 それが出来ないなら、その下で、働くしかない。 しかし、時間の経過とともに、
何時の間に忘れるのが、人間の常。何時の間に、あの茹で蛙に自分?が・・
・・・・・・
4470, 最悪の結果に隠された、お宝は?
2013年06月12日(水)
* この結果に意味があるとすると、それは何?
「三羽の黒鳥(9・11テロ、リーマンショック、3、11震災)の到来で、この結果に終ったのに何か意味(価値)があるか?」が、
問いかけとして残っている。これまでの人生の節目で、最悪の状況こそチャンスが隠されていた。今回も下手に切り抜けるより、
早々に止めた方がベストだった。 この一連の三羽の黒鳥の到来前に、日本は支配国アメリカによる意図的なバブル経済の生成と、
崩壊があった。機を同じくソ連の崩壊と、中国の共産党支配化での資本主義経済の導入で、世界を二分していた垣根が無くなった。
更に欧州の経済統合による大混乱と、アメリカの衰退が重なり、ここにきて一挙に混迷を深めている。
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06月12日(木)
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