ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4836,「事業人生を決心して45年」の語り直しー12
   * 閑話小題 ー事業人生を振返って、あらため気づいたことは
 人生を鳥瞰すると、その時々に直面する問題に無心で取組んでいると、違うチャンスが生まれている
のが見て取れる。これは、課題に対する「正中心一点無」の奥底から自然に生まれ出る不思議な因縁。
前向きに正面から中心点に無心で取り組み続けると、自然と機会が生まれてくる。 
過去・現在・未来とも、その正中心一点は、時代のウネリ。 この数年来では、2008年9月15日の
リーマンショックと、2011年3月11日の東北大震災と、津波による福島第二原発事故。 
このリーマンショック対策で、今でも世界主要20ヶ国のトップが一年に一度の会合を開いているが。
実は未解決案件!
 金沢にいた時は、『ドルショック』。千葉の創業時には、『石油ショック』が直撃をした。 
その直後の数年は、その重大さが理解できない。が、数年後に現象として現れ出てくる。 
千葉での石油ショックは、創業初戦の私を直撃をした。あてにしていた道路一本前の空地の
5百室のマンション計画が緊急中止。周囲の空気が一変してしまった。
ビル内のテナントは全く入る気配がなし。軽い気持ちで始めた養老乃瀧のオペレーションは、
手こずるし、本部から手伝いの開店指導員は、店の乗取りをはかってくるし、その上に、お嬢様育ちの
家内は戦力に全くならない。また凶暴化した酔っぱらいの店内での喧嘩や、因縁に対処が出来ない
ため、なすがまま。あたかも西部劇の酒場の場面のようで、一日一日が瀬戸際のドラマである。 
これが創業の苦しみと、つくづく思い知った日々。
〈背中に、重い荷物を担いで、足には鉄の下駄を履いて歩いているよう〉という実感があった。
その時、戦中、終戦の最なか、両親は、この数倍、数十倍の苦労した苦労話と、幼児期の両親の
苦労姿を、改めて思い知る。両親には戦災の中、一家の生活がかかっていた。 そして、父親の死。
これが、自分への父からの贈物と、実感する。今度こそ、頼れるのは、自分と、取り組んだ事業のみと!
 しかし、それも三ヶ月、半年と経つ内に、仕込み、仕入れなど、一日15時間の勤務時間が、12時間、
10時間、8時間と減っていった。そこで、養老の滝を一緒に取り組んだ相方に任せ、自分は焼きたて
のテイクオフのベーカリーに取組む。とにかく、このミニビルを何とか「カタチ」にしなくては! と。
 ー偶然、12年前の同月同日に「創業のすすめ??」をテーマとして書いていたー
・・・・・・・・
2002年06月11日(火)
434,創業の勧め??
過去に創業を何回か繰り返してきた。
好きで自分で望んだ事だから、そう苦ではなかった。
しかしそう甘くもなかった。
その時は、のるか反るかの大勝負を賭けている。
やはり脳は全開、見えない相手を考え尽くした上で
判断していかなくてはならない。ゼロからの出発である。
表面には出してないが、しかし色で出ているだろうが、キーワードは「発狂」である。
まったく存在してない自分の主張を、実際のカタチに創り上げていく
工程を踏んでいるのだから。
部外者の人は狂っているという。そうでなくては実際新しい創造は不可能だ。
基本に忠実にゼロから一人で、一日一日孤独の行為の積み重ねである。
その時、見えるのは人間の浅ましさと嫌らしさである。
これは自分の事でもある、人間の底である。
・人間はエゴであるー生命の発展はそれぞれのエゴイズムが原点である。
・それがどうしたというのかーその当然の行為を始めたのだ。
・その積み重ねが事業の出発点である。
・馬鹿二代目が冷笑している、結構である。
 むしろそれが正しい事を証明してくれている。
・赤裸々な莚旗を立てた赤裸々な姿、それが創業である。
・事業に関していえば、まずは金そして金そして金・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・金である。
 それを命を賭けて投資するのである。
なけなしの金と銀行から借りた資金を合わせて、
その「思い込みの対象」に対する命を賭けた博打である。 
それが面白いといえば面白いが、それは結果がよければの話しである。  

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06月11日(水)
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