ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[393297hit]

■4783,葬式は、要らない ー1
 「葬式は、要らない」島田裕己著  
 そろそろ葬式の希望を書きおく時期になってきた。 現時点での希望の大枠は、
《 会場が3百メートル先のセレモニーホールで、直葬に近い家族葬。ごく身近な人たちだけにし、遺骨は実家の墓に。
 戒名は自作のものを仏壇の引き出しに。
その後は、「墓参り仏教」に従うことなく、命日にそれぞれが仏壇に手を合わせてくれれば充分。》 これだけ!
  内容(アマゾンより)
{ 日本人の葬儀費用は平均231万円。これはイギリスの12万円、韓国の37万円と比較して格段に高い。
浪費の国アメリカでさえ44万円だ。実際、欧米の映画等で見る葬式はシンプルで、金をかけているように見えない。
対して我が国といえば巨大な祭壇、生花そして高額の戒名だが、いつからかくも豪華になったのか。どんな意味があるのか。
古代から現代に至る葬儀様式を鑑みて日本人の死生観の変遷をたどりつつ、いま激しく変わる最新事情から、
葬式無用の効用までを考察。葬式に金をかけられない時代の画期的な1冊。
  ーアマゾン読者のレビューよりー
・日本の法律で葬式が義務となっているわけではない。医師に死亡診断書を書いてもらい、役所に行って死亡届を提出、
 埋葬許可をもらう。決まっているのはそこまで。遺体の処理については墓埋法で、1.死亡後、24時間経たなければ、
 埋葬も火葬も行ってはならない、2.火葬は火葬場以外で行ってはならない、3.埋葬は墓地以外で行ってはならない、
 とされるのみだ。焼いた遺骨をどこかに撒くのなら、葬式もいらなければ、墓もいらない。
 宇宙葬の費用ですら100万円である。もっとも現実には葬式を行わないケースは少ない。人は誰かかかわりあった人が
 亡くなれば、その死を確認してけじめをつけたい。葬式への参列ほど明確なけじめの機会はない。ただし葬式を出すことと、
 葬式に多額の費用をかけることとは直結しない。
・家族葬は近親者だけで行う規模の小さい葬式全般を指す。以前は密葬と呼ばれていた。通常なら通夜と葬儀・告別式で二日
 かかるところを、一日にまとめたワンデーセレモニーという形式も生まれている。もともと通夜は近親者だけで営むものと
 いう感覚があり、一般の会葬者が参列するのは葬儀・告別式のほうだった。結婚同様に、葬式も組織の儀式から個人儀式へと
 変化してきた。昔は商家も農家も家は生産や経済活動の単位であり継続が不可欠だったが、サラリーマン化が進むことで、
 養子をとったり婚外子を作ってまで家を存続させる必要がなくなった。 自営業の場合なら家の存続が重要で、伝統的な
 祖先崇拝の信仰を取り入れる傾向が強く、喪主になるのは後継者であり、葬式は後継者を披露する場ともなる。
  が、サラリーマン家庭の場合は家は生活の場でしかない。永代供養墓は跡継ぎのない家が増えたことで生まれた供養形態。
 墓を求める際に永代供養料として一定金額を払うことで、墓守となる跡継ぎがいなくても、寺が命日に読経するなど供養を
 続けてくれるのである。
・直葬は密葬、家族葬の一番簡略化された形態だ。現在、東京では20パーセントが直葬である。直葬では、故人の遺体を
 寝台車に乗せ、自宅や葬儀社が用意する一時的な安置場所に搬送し、とりあえずそこに安置。そこで納棺し近親者だけで
 通夜をする。会葬者は呼ばない。翌日、霊柩車で火葬場へ出棺する。そして、やはり近親者だけで故人に別れを告げ、
 遺体は荼毘に付す。最後に、収骨、骨あげをして葬式は終わる。直葬の費用は多くとも30万円ほどで、僧侶に読経を
 頼んでも50万円以内でできる。もっとも簡素な形式を選んで近親者だけが集い、会食もしなければ10万円程度で済む。
▼ ますます直葬、家族葬が増えることになるが、長く続いてきた家族中心から個人中心主義になる御時世では当然の流れ。
 これが不景気になるほど、簡易な葬式が増えてくる。上記のように直葬、密葬を宣言してしまえば、残された者は楽。
 私の墓は、このブログ。閲覧は墓参りのようなもの。 時どきの墓参り、本当に有難うございます。
・・・・・・
4416, ふしぎなお金

[5]続きを読む

04月19日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る