ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[393400hit]
■4728,近代化が進むほど、幸福感が少なくなるのは何故? ー2
* クラインの壺と、パラノ型、スキゾ型人間 〜@ ー「経済予測脳で人生が変わる!」中原圭介著
時代はバブル崩壊辺りから変わってしまった。と共に人間の生き方も、ここで大きく変化を始めてきた。
資本主義の論理の限界もみえた中で、貨幣に縛られ振り回されている枠を見直そうという動きも出てきている。
先進国といわれてきた人たちと、後進国といわれる未開の地の人たちの文化と、果たしてどちらが優れているか?
それが構造主義である。 ー以下の解釈が、明快であり、納得できるー
《 「脱コード化」社会においては、貨幣が王に代わって社会の頂点に君臨するわけではありません。
貨幣は、頂点と底辺の間(言いかえれば「王座」と「世俗」の間を行ったり来たりと、めまぐるしく回転運動します。
人々は貨幣を追い求めるため、それを資本として活用することで商品やサービスに換え、より多くの貨幣を手に入れる
という生産活動を繰り返します。「もっと豊かに」「他人より幸福に」という人々の思いに突き動かされて、貨幣は資本と
なり、資本はさらに貨幣を生み出し、それが資本として再投下されます。貨幣はそのような無限の運動を 繰り返すのです。
このように、貨幣が「王座」と「世俗」の間をぐるぐると回り続ける様子を、浅田彰氏は『構造と力』の中で、
「クラインの壺」をモデルに使って解説しています。「クラインの壼」とは、境界も表裏もない壺のことです。
実際の三次元世界では存在しえない形状ですが、円錐形である「超コード化」社会との対比として、動的な「脱コード化」
社会のイメージを明確化するために、このモデルを採用した。 ここで注目したいのは、「脱コード化」社会においては、
「貨幣が、人間の欲動をクラインの壷における反復運動のエネルギーに転換させることによって、秩序を維持するための
装置として機能している」ということです。・・・
ここの狙いは、哲学的な「ものの考え方」や「もののとらえ方」を身につけ「経済予測」に生かす方法を説明することに
あります。 ・・現代の資本主義社会は、人間がお金によって動かされ、生かされる社会であり、人間が幸福になれない
理由はそこにある、という話をしました。では、どうすれば人間は幸福になれるのでしょうか。そのひとつの答えとして、
浅田彰氏が『構造と力』に続く著書『逃走論』で提示しているのが、「パラノ」人間から「スキゾ」人間への転換です》
▼ 最近、シルクロードの一つの村々の人たちの姿と、アメリカの都会の人たちの姿を比較すると、果たして、彼らが
先進をしているのか疑問に思わざるをえない。フンザの老人と子供たちの澄んだ姿と、あのファッションの姿を比べれば
一目瞭然。アメリカの主軸通貨のドルと、米国債を、貨幣と資本に当てはめると面白い。アメリカ資本が二種類の紙切れで
世界を牛耳ってきたことが見えてくる。その循環の大元を握っていれば、紙切れの発行をするだけでモノが手に入る。
パラノ人間が、スキゾ人間から、ものを収奪してきたのが人類の歴史といっても過言ではない。ブータンのように、
地政学的に隔離されていれば、それはそれで良いが。だから、生き方として、実社会人の時は、パラノ型で、50歳を
過ぎた辺りから、スキゾ型になる、そのために定年がある。森からサバンナである。 ーつづく
・・・・・・
4361, 嘘と真実 −2
2013年02月23日(土)
* うそつき 「うそつきーうそと自己欺瞞の心理学」チャールズ・V・フォード著
この本は、「嘘と真実−1」を書いた後で、図書館で見つけた本である。この年齢になり人生を振り返ると、鮮明に己の
行蔵がみえてくる。そこには、自分に対する都合の良い言い訳や、無意識の浅ましい自分の嘘が浮かび上がってくる。
特に青少年期にまず身につくのは自分を騙すこと。自分の未熟さを認めたくないため、ウソで自身に対する「日々是口実」になる。
身勝手の本性に小理屈をつけ、まず自分に対する言い訳を考え、それを信じてしまう。だから生きていられることもある。
[5]続きを読む
02月23日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る