ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4707,<つまずき>の事典 〜分別  ー2
                        <つまずき>の事典> 中村邦生編著
   * 何ゆえに神はノアの方舟に人間を選んだのだろう?
『ノアの箱舟の上で俺たちは絶えず不可解な気持ちで頭を悩ましていたんだ、どうして神は他の明らかにもっと優れている
 候補をさしおいて、人類を被保護者として選ぶことになったのかって。神がもし他の種を選んでいたら、そのほとんどは
人間なんかよりずっと忠実なことに気づいただろうさ。もしもゴリラを支持していたら、神への不服従にしたって人間の半分も
犯さなかったんじゃないかと思うよ。そうなけりゃ第一、洪水だって起こす必要はなかっただろうね。一ジュリアン・バーンズー
 箱舟の密航者であるキクイムシが語っている一節。{神が「人類を被保護者として選ぶ」ことにしたのは、地球環境から言えば
取り返しのつかぬ〈過失〉であったのは間違いない。したがって、あるフランスの皮肉屋の次の言葉は、紛れもない真実なのだ。
「人間は祖先が猿であることを自慢している。しかし猿は祖先が人間であると決して自慢などしないだろう」。
したがって、あるフランスの皮肉屋の次の言葉は、紛れもない真実なのだ。「人間は祖先が猿であることを自慢している。
しかし猿は祖先が人間であると決して自慢などしないだろう」。』
 ▽ 人間こそ、地球の大気圏の生物にとって、ガンそのもの。
   * 分別
 『どんな愚者でも真実は言えるが、嘘の上手のつきかたには、分別のある人間である必要がある』 ーサミュエル・バトラー
 ▽ 今まで平気で真実を誰かまうことなく公言してきた。それも常に上から目線で! 時と場合で、嘘と真実を混ぜ合わせて
 語ることこそ、分別ある人間のすること。そうこう考えると、この随想日記の公開は非常に危険。 真理と真実を直感したまま、
書き続けると、分別がついたように錯覚に陥るが、愚者の真実は気違いに刃物? 相手を思いやる嘘こと必要である。 
   * 失敗には安らぎがある
 『それは前に数学の試験に失敗して、かえったほっとし、解放感があった時に似ていた。失敗というのは明快で、そして
 確実なものだ。そして確実なものの中には、いつも安らぎがあるのだ。』 ートルーマン・カポーティ「最後の扉をしめよ」
 ▽ 強がりか、居直りかもしれないが、<つまずき>の半年辺りから、奇妙な心の安らぎが出てきた。不確実な日常の45年間の
 緊張が切れたこともあるが、この安らぎは思いの他。私自身が招いた因果応報と認めれば、人の思惑など考える必要もない。
実際に経験してこそ分ること。「会社を綺麗に後継者に引渡すより、全て失い独り佇んでいる方が良いのでは?」と思ったのは、
確実なものの中に心の安らぎを感じたため。前者は解放はされなく不安が常にまとわりつく。 道理は何処も同じ!である。
・・・・・・
4340, 自己とつきあうということ −6
2013年02月02日(土)
    * ソクラテスと自己の問題     
 「自己の探究―自己とつきあうということ」和田 渡 (著)   
  「人間は無知であり、無知であることに対しても無知である」というソクラテスの言葉が広く知られているが、それを
 本当に我われは理解しているかというと疑問である。無知を自覚した上で、良く生きること、己の心と魂に配慮することと
 2500年も前に、ソクラテスは気づいた。 ーその辺りを抜粋してみる 
 ≪ ー汝自身を知れー  吟味することのない生は生きるに値しないと見なし、よく生きることこそ人間のつとめだと
考えたギリシアの哲学者、ソクラテス(前470〜399)も、自己へ配慮することの重要性を力説した。 神殿の壁に記された
「汝自身を知れ」は、神から人間にくだされたメッセージであり、永遠の存住としての神と異なり、つかの間の生を生きて死ぬ
ほかはない人間に与えられた「身の程を知れ」という意味のこめられたものとされる。その言葉は、神殿に訪れる者たちに
「神に過剰なことを望んではならぬ」という自戒を促すものとみなされる。・・ 。それゆえ彼が強調したのは、おのれの

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02月02日(日)
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