ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4659, 高齢者4人に1人が、認知症(軽度を含め)
最近、発表された認知症調査が二つある。 ーまず、その部分からーー
《 65歳以上の高齢者のうち、認知症の人は推計15%で、2012年時点で約462万人に上ることが、厚生労働省の調査で分かった。
認知症になる可能性がある軽度認知障害、約400万人と推計。65歳以上の4人に1人が認知症と。その“予備軍”となる。
調査は09〜12年度に、愛知県、大府市、茨城県、つくば市、佐賀県伊万里市など全国8市町で実施。本人への面接や家族への
聞き取りなどに加え、医師が診断を行って計5386人分のデータを分析。認知症の人の割合である有病率を調べた結果、全国の
有病率を15%と推計し、12年時点の高齢者数3079万人から、認知症の人を約462万人とした。10年時点では約439万人となり、
うち在宅有病者数は約270万人、その中で独居者は約43万人と分析した。》
《 全国の認知症の高齢者は、推計550万人に上ると九州大学のグループが発表した。なかでもアルツハイマー病が原因の
認知症は、7年前に比べて2倍に増加。九州大学大学院のグループは、年齢構成が全国平均に近い福岡県久山町に住む
65歳以上の高齢者1906人を対象に認知症の診断を行った結果、2割近い342人が認知症であった。》
▼ 軽度認知症と、認知症を加えて850万以上、4人に1人というから長寿社会の大きな問題である。
同居していた母が82歳で発症、5年半後の88歳で亡くなったが、本人も家族も重圧である。高年齢になるほど比例して
発症率が高まり、看護期間が7年10年に及ぶ。私も前期高齢者になって3年、今度は自分の順番。いつ何時、認知症になっても
不思議でない。寝たきりの余生もあるなど、考えたことも無かった。 東京オリンピックが2020年に開催される75歳が
人生の終焉とすると、もう介護年齢?それならばアッサリ逝く? 認知症が850万というと、全国民の15人に1人。
平均一世帯2・5人とすると6世帯に一世帯がボケ、半ボケが存在する。近所をみると、表立ってないがよく見ると?
4人に1人に入らないためのすべき事を日々、積み重ねるしかないが・・ 面倒だ、興味ない、面白くない、などの
言葉を乗り越えるしかない。老い方、病い方、死に方、生き方、それと考え方、受けとめ方の問題になってくる。
・・・・・・
4294, 学ぶということ −5
2012年12月18日(火)
「最終講義 生き延びるための六講」 内田樹著
* 小説に、作家と読者と中間的なものが必要!
毎日12年近く根を込め書き続けてきて、それぞれの内容で、具体的読者を想定し文章をコントロールするようになっている。
そこで文章の内容を冷静に見つめている第三者というか、中間の別者を感じることが度々ある。 前に書いた文章を、
早朝に読み返し添削している時に、違う何かの視線が立ち上がってくる。数年先に読み返す自分の視線だろうか。
下書きをした文章を数日間、寝かし冷静に見つめ直す時に、けったいな何かを差し置くのも一つの方法だろう。
その辺を村上春樹の対談を抜粋して説明している。
【 村上 僕はいつも、小説というのは三者協議じゃなくちゃいけないと言うんですよ。
柴田: 三者?
村上: 三者協議。僕は「うなぎ説」というのを持っているんです。僕という書き手がいて、読者がいますね。
でもその二人でだけじゃ、小説というのは成立しないんですよ。僕にはうなぎが必要なんですよ。うなぎなるもの。
柴田: はあ。
村上: いや、べつにうなぎじゃなくてもいいんだけどね。たまたま僕の場合は、うなぎなんです。何でもいいんだけど。
うなぎが好きだから。だから僕は、自分と読者との関係にうまくうなぎを呼び込んできて、僕とうなぎと読者で、
膝を突き合わせて、いろいろと話し合うわけです。そうすると、小説というものが上手く立ち上がってくるのです。】
▼ 村上は中間者の存在の必要性をいっているが、中間的協議を何かケッタイな存在としてイメージするのは面白い。
そこで、私は何にするか? 「ジャックと豆の木」「ジャック」が今、思い立ったので、これに決めた。
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12月18日(水)
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