ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4588, 2050年の世界 ー16
「2050年の世界 ー英『エコノミスト』誌は予測するー」〜英『エコノミスト』編集部 (著)
第九章 おぼつかない自由の足取り ーのまとめ
・民主主義は、先進国と自由主義国で後退し、後進国と独裁国で前進する。
・中国は、一党独裁国家ならではの脆弱性に直面しなければならない。
インドは、複数政党制ならではの欠点と挫折に苦しめられる。
・一党独裁の政治体制のもとでは、民主主義という言葉は、人々がウェブなどを使って反政府活動をする共通の
キャッチフレーズになりうる。
・逆にある程度の民主主義が保証されている国では、複数政党制のなか、ロビイストの暗躍や、圧力団体と官僚、
政治家との癒着腐敗、政府の巧妙なマスコミ操作など、民主主義ゆえの欠点が見えやすくなっている。
・前者を中国、後者をインドに当てはめればわかりやすい。中国では民主主義が前進し、逆にインドでは、
複数政党制ゆえの混乱で民主主義は苦しむことになる。
・民主主義のアキレス腱は二つある。ひとつば金で、ひとつは選挙に対ずるさまざまな形のバイアスのかかり方である。
・第一のアキレス腱は、企業や企業の圧力団体が、政治家に献金をし、規制当局に圧力をかけるということだ。
・第二のアキレス腱は、民意がマスコミ等を通じて操作されやすいこと。ウェーブの力はそうは言っても限定的で、
マスコミはさまざまな形で情報操作を受けている。
・こうした民主主義の脆弱性を補う一手段として、法の支配の貫徹がある。
・さらに他人のことを思いやる「公共心」が、この民主主義の欠陥を補う。
・しかし、二〇五〇年までに、すべてを効率と個人の利益に換算して考える「経済第一主義」と、
この「公共心」が大きな対立事項となり、民主主義を揺るがしていくことになる。
▼ 民主主義がネット社会の中でベストの政治体制だろうか?という疑問が出てくる。ある意味で、法による絶対的な支配も
必要になる。特に、この変動期において考えなければならない問題。世界は、ある一握りの権力者で支配されているというが、
実際に、そうだろう。自由、平等、博愛が、民主主義の前提にある。しかし世界には、その前提を受け入れない世界が無数に
存在している。それらの地域の壁が取り払れれば、そこに争いが出てくる。自由には制限があるが、各々違うため問題が
次々と派生し、世界を混乱に陥れる。しかしネット社会では、それらを飲み込みながら改革を繰り返し前進すると信じたい。
自由を放任すれば格差がうまれ、平等を優先しすぎれば豊かさ減少。友愛を掲げれば内向きになり弱体化し、独裁者を生む。。
その辺のバランスは、人類の永遠の課題である。経済第一か、公平第一か。それが、現在の自民党、民主党の対立軸である。
・・・・・・
4213, 閑話小題 ー去年は凄い年だった、で今年は?
2012年10月08日(月)
* 去年は凄い年だった! で、今年は?
去年は凄い年だった。東北大震災に原発事故、欧州の債務危機、北アフリカや中東の革命の連鎖、中国の新幹線の脱線事故、
タイの大洪水、ニュージーランド地震、それと北朝鮮の金正日とアップルのジョブスの死などなど。私自身も30年間たずさわった
事業を整理をせざるを得なくなった。 しかし今年は、シリアが内戦激化したことと、中国と尖閣列島の問題が表面化し中国国内の
日本企業が焼き討ちぐらいで、株価暴落や戦争などの大きなクラッシュはないが、残る三ヶ月間に問題がしわ寄せされた感がある。
去年に発生した問題は全く解決されたわけでなく目先を押さえ込んで、ここまで引き延ばしただけ。しかし、ひと月で、中国の
トップの交代、アメリカと韓国の大統領選挙、そして日本の政権交代の可能性もある。更に欧州危機と、中東もイスラエルによる
イラン核施設攻撃の危険がある。世界中は固唾を飲んで、この三ヶ月間は過ごすことになる。それと、スマートフォンの普及が、
世の中の変化を、より推し進める。これはパソコン機能が携帯電話に入いり、パソコンがポケットに入ってしまったということ。
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10月08日(火)
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