ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4551, 2050年の世界 ー2
「2050年の世界 ー英『エコノミスト』誌は予測するー」 英『エコノミスト』編集部 (著)
* 船橋洋一の解説 〜1
最後の船橋洋一の解説が簡潔に大筋をまとめてあり、これだけでも読みごたえがある。四十年間の最も意外の黒鳥は
インターネットには全く同調する。まずは、その辺りを抜粋してみる。
ーその部分を抜粋してみるー
≪ 四十年先の世界を予測しようと言うメガチェンジならぬメガチャレンジをエコノミクス誌が試みた。これがいかに無謀かは、
過去四十年間に世界で起こったことがどれほど不可測的であったかを振り返れば足りる。 例えば、一九七二年の時点で、
次のような地政学的新世界を誰が予測しただろうか。
○ ソ連が崩壊する。
○ 中国が世界第二の経済大国にのし上がる。
○ 新興国パワーのインド、ブラジル、南アフリカがサミットを開催する。
○ 日本が二十年間の「失なわれた時代」の揚句、没落する。
○ 米国と欧州連合)が深刻な債務危機に喘いでいる。
○ インターネットが世界を覆い、フェイスブックが、インド、中国に次ぐ十億人の大国になると誰が予測しただろうか。
過去四十年間の最も意外の黒鳥は、インターネッ卜だったかもしれない。これ一つとっても未来予測に謙虚であるべきである。
もっとも、英エコノミスト誌は、この種のメガチェンジの調査予測をこれまでたびたび特集してきた。 有名な例の一つが、
一九六二年、ノーマン・マクレー副編集長が執筆した「驚くべき日本」の大特集である。 日本が戦後の復活の過程を終了、
世界の経済大国へとのし上がっていくだろうとの日本像を鮮明に打ち出し、世界の日本観を一変させた記事だった。
同記者の日本調査予測モノは、その後、一九六五、一九六七、一九八一年と続いた。
今回のエコノミスト誌の予測は世界をまるごと予側している。さらに野心的である。
○ 絶滅種が再生技術で復活するだろう。マンモスが一番乗りするかもしれない。(恐竜は雛しいのだろうか?)
○ イエメンでは、二〇一五年までに自然水が完全になくなる。
○ インドは、文盲人口と大学卒人口がほぼ同数という世界で最初の国になるだろう。
○ インドとパキスタンが競争する可能性がある。それが起これば、核保有国同士の最初の戦争となり、もしかしたら核戦争?。
○ 中国の繁栄は長続きしない。最大の要因は、人口減のの重圧である。中国の出生率は2.1に落ちる。
四十年後、日本、欧州と並んで最大の人口負け組となるだろう。
二〇五〇年。最大の人ロを擁する国は17億人のインドである。中国がそれに次ぎ、米国を抜いて、ナイジェリアがその後を追う。
インドネシアも向こう四十年間、人ロポーナス国である。二〇五〇年、アジアは世界経済の半分の規模を占める。この時点でのG7
(七大経済大国)は、インド・ブラジル・ロシア、インドネシア、メキシコとなる。現在のG7で残るのは米国だけになる。・・・≫
▼ 過去40年より、今後40年の方が遥かに大きな変化が次々と生じてくる。理由は簡単、スマートフォンなどの情報端末が
止まることなく進化し、世界中の人たちが瞬時に繋がる流れが加速し、それが一部の特権階級の富、情報、権力の独占を
破壊することになるからだ。未来学者が、現在の事態は自分たちの予測を遥かに超えていると述べていた。こと知識、情報、
娯楽面で充分に恩恵を受けている実感がする。
・・・・・・
4176, グローバル化の真実
2012年09月01日(土)
『 終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか 』水野 和夫 (著)
なかなか面白い本である。 ーアマゾンの書評の中で解りやすいのをコピーしてみたー
≪「自由とはドルとエネルギーの消費である」と言われたアメリカが覇権国である時代はもう終わった。
しかるにアメリカはグローバリゼイションという名の〈米による世界経済征服計画)方策でその命を永らえさえようとしている。
(そこには様々なきしみとともに大きな亀裂も生じる)成長を至上命題とする近代資本主義は限界に来ている。
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09月01日(日)
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