ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4548, 2050年の世界 ー1
           「2050年の世界 ー英『エコノミスト』誌は予測するー」 英『エコノミスト』編集部 (著) 
   * 2050年までを見通すことで現在を理解できる
 何気なく図書館の返却コーナーで手にとった本だが、英『エコノミスト』誌の各ジャーナリストが20の分野で予測している。
これが面白いが限界も見て取れる。この激動の時代に、40年先の予測など所詮は無理な分野もあるが、人口の趨勢など
予測可能な分野もある。だから面白い。5〜10年先を予測したければ、40年先を考えてみればよい。それにしても面白い。
 ーアマゾンの内容説明ー 〈 2050年日本のGNPは韓国の半分になる。グローバルな一流誌英エコノミスト誌が、
  総力をあげ、科学、政治、人口、経済、女性、などの20の分野で2050年までの世界を予想 〉
まずは‘はじめにー「2050年までを見通すことで現在を理解できる」’の冒頭より
≪ 世界人口が10億人になったのは、18OO年ごろのことだが、それまでに人類は、20数万年の歳月を費やしている。
 ところが、 60億人から2011年の70億人に違するまで要した時間はわずか10数年。このような変化に驚くほどの速さで
展開する大規模な変化は―メガチェンジーと呼ぷにふさわしいものだ。じっさい、わたしたちはメガチェンジに囲まれている。
技術は信じられないほどのスピードで拡散しており、ネットや携帯電話の進歩は言うに及ばず、現在では、コンピューターから
大量の情報を入手したり、フェイスプックやツイッターなどのソーシャル・ネットワークを通じて、大量情報を受信したり、
発信することが可能である。また、世界経済は私たちの目の前で着々とアジアへ重心を移している。このような変化はどれも、
人々の生活と、企業の戦略と、国家の政策と、地球の将来展望に深遠な影響を与える。 ー本書は2の重要な目的を持っているー
 ☆ 第一の目的は、人々の健康から財産まで、あらゆる側面から世界を変革するトレンドを特定しで探求することだ。
本書では、身の周りの話題をひとつひとつ論じてみたい。この手法を採用すれば、わたしたちは、ヘリコプターから地上を
見下ろすように、はっきりとした俯瞰図を掌握することができるだろう。
 ☆ 第二の目的は、第一の目的で確認したトレンドによって、2050年の世界がどのように形作られるかを予測することだ。
一見すると、これは非常識なほど大きな野望かもしれない。ダン・ガードナーが自著「専門家の予測はサルにも劣る」で論じた、
人類の歴史には百パーセントデタラメな予言がちらべられている。1914年、英国人ジャーナリストのブレールスフォードは、
「近代国家間の国境の線引きが最終決定されたことは、政治的にはこれ以上ないというほど確実である。私見を述べると、今後、
既存の六大国間で戦争は勃発しないだろう」と記した。第一次世界大戦が始まったのはその直後。米国経済学者のフィッシヤーが、
「わたしの予想では、これから数カ月の間に株式市場は大幅に上昇する」と予言したのも、1929年の株価大暴落が起きる1週間前。
果たして人間が未来を知ることは可能なのか? あすの天気を予想するのさえ難かしいのに40年後の世界をどうして描き出せるのか? 
おそらくこの四十年のあいだに、わたしたちはブラック・スワンの詳れを絶えず目撃させられるはずだとはいえ、未来を予測して
みる価値はある。奇妙だが、2050年を予測することは、来週や来年を予想することよりも簡単。実際、ナシム・タレブも
一世代以上先の予測を好んでいる。 長い年月で「今日において脆弱なものが壊れて消える」からだ。》
 ▼ 次回から、めぼしい部分を抜粋しながら考えてみる。40年前といえば、文化大革命が終盤を迎えていた頃。
 そこで、現在の中国を予測できただろうか? その十数年後にソ連の崩壊、東欧の共産圏の消滅。日本のバブルと崩壊。
 その10年後の9・11テロ、7年後のリーマンショック、その3年後の東北大震災。それより、世界中の人々が形態パソコンを持ち、
 ネットで繋がるとは誰が予測できただろうか。40年後に私は存在していなくとも、どんな時代か考えるだけで面白い!
・・・・・・

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08月29日(木)
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