ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4535, 閑話小題 ーつまらん男 ー2
  * つまらん男とは、どういう人か哲学してみようか!
  そこで、その「つまらん男」とは、どういう人か、少し考えみる。
 頭に浮かんだ‘あの人たち’(我が内なる)の顔を思い出して羅列すると・・・
・親など身近な人や地域社会から与えられた価値観を疑いもせず、ただひたすら追求している人。
・挫折をした経験が少なく、小さな社会のお山の大将で、その世界の価値観に合わないヨソ者を目の敵にする人。
・夢や目標を持つことなく、ただ現実に溺れ、埋没した人生しか生きてない人。
・傷つくことを極端に恐れ、それ故に何事も決心できず、その憂さを他人の批難で晴らすしかない人。
・烏合の衆で、群れることしかしらず、孤独、孤立を恐れ、仲間の顔色をうかがうしかない人。
 群れた思考ゼロの老人・中年・青年、サラリーマン・・  で、群れは何人以上か? の答えに5人以上があるが、
 「一匹狼以外、すべて群れだよ」というのもある。これからフット思いついたのが「自分以外、すべて、つまらない男よ!」 
 これ、言い得て妙。 あの皆の衆の心の底に、これがある。
・それでは、「つまらなくない人はいるのか?」というと、幾らでもいる。自分が、つまらない男と少しでも思ったら、
 少しは「つまらなくない男」。
  何回か書いたが、先年に亡くなった中学校の担任の先生が定年退職時の同級会の二次会での対話。
《 「堀井よ、俺の悩みを聞いてくれ! 俺には俺の人生が無かった。両親とも教師で、当たり前のように教員になった。
  現在、両親とも90歳近くでカクシャクとしているが、定年をむかえた今でも監視されているようで自立できない。
 私自身の人生は無かったのでは? あるのは二人への憎しみだけ。この苦しみは並大抵でない・・》
 初老性鬱症の典型事例である。赤ら顔をして、一人合点で自分の成功物語を信じて疑わない「あの方たち」こそ、
 「つまらない人」。自分の姿が見えてないためだ。欝になるには、それなりの多くの原因がある。
 先生にとって両親は、哲学でいう「影」。人生には、それぞれの現象、節目がある。それは、多面体であり、光の当て方で、
 白にも黒にも、黄金にも変わりうる。中学の担任は、その光のあて方で初老性鬱症もあって、影(両親)の価値の刷り込み
 された自分に気づいたのである。二人の牢獄から逃れるためには、自分で作り上げたライフワークを持つべきであった。
 そのことに気づく教養が足りなかった? それでも、気づいただけでも、良かったことになる。少くとも「あれらより」。 
  先生の両親への憎しみは、ポンティーと、その師のフッサールがいう <考えないでしまったこと>が問題になる。 
 自分の人生の節目での選択、それも極限での選択が無かったが故の苦しみである。避けて通っていたのである。
 ある意味で、万人が抱えている深刻な、根源的悩みになる。 それすら分からず紋付袴の紋章を競っている、あの方々こそが、
 「つまらない人」。その意味で、老舗を潰した男は、それに気づいて感謝をしたのである。「つまらなくない男」に
 脱皮したから、人生の完成になった。 もう一人の男というより、私は、これで半人前?になれたのである。 
 あれらって自分のこと? 大丈夫、9割以上が、つまらない人だから! しかし自分を真当と思っていたら、間違いなく
 「あれら」。 誰かのように、「つまらない男」で何処が悪い!と開き直るのも、一つの手。 いや、それしかないか!
・・・・・・
4160, ペルシャ湾危機 ー2
2012年08月16日(木)
   * 鍵はシリア!      (第三次「油断!」イラン危機ー文芸春秋4月号ー参照)
 現在、シリアでの内戦が激化しており、アサド政権の崩壊も視野に入ってきた。もし早めにアサドが崩壊すれば、イランも
これまでの強気な政策を変えざるを得ない。首都・ダマスカス中心部で一月ほど前に爆弾テロがあった。国防相や、国防副大臣を
務めるアサド大統領の義理の兄が死亡、他の閣僚もケガをした。 イスラエルを先頭に欧米各国は、まずはアサド政権の崩壊に

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08月16日(金)
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