ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4506, どうせ死ぬなら「がん」がいい ー1
          『どうせ死ぬなら「がん」がいい』近藤 誠 (著), 中村 仁一 (著)
 『大往生したけりゃ医療とかかわるな』の中村仁一と、『がん放置療法のすすめ』の近藤誠が「がん」と「死」を語った内容。
二人は20年以上前から、「がんは手出しをしなければ、痛まず穏やかに死んでいける。治療せず放っておいた方が生存期間も長い、
医者の常識に騙されるな」と説いてきた。  まずは、ーアマゾンの内容紹介ーより
≪ がん、そして医療の常識を覆す異色の医師対談。がんは放っておくと増殖・転移し、痛みにのたうち回って死に至る…
 という悲惨なイメージは、医療界のでっちあげだった。20年来、「『がん死』のお迎えは最高。ただし、治療しなければ」(中村)、
「がんの9割に抗がん剤は効かない。患者よ、がんと闘うな」(近藤)と言い続け、実際に多くの「がん放置患者」の穏やかな臨終を
見届けてきた2人が、がんという病、医療の実態、そして人間の死について語り尽くす。≫
  ー 印象に残った箇所を幾つか、書き出してみた。これを知っているか知らないかでは大きく違ってくる ー
* 抗がん剤の有効判定が(⇒がんのしこりが一定程度小さくなるだけで)延命効果は実証されていないこと、逆に抗がん剤で
 大きなダメージを受けるのは正常細胞、不必要な手術と抗がん剤の副作用が苦しみ悲惨な最期を迎える要因でしかない、
 日本人に多い固形がんは抗がん剤は効果なしなら、やめるべきだ。
* 50歳を過ぎた男性の2人に1人は、死後解剖すれば前立腺がんが見つかる。これは放っておいても大きくならない潜在がんで、
 何の害も及ぼさない。また、甲状腺がんも、精密に検査できるなら、日本人の3人に1人はかかっている。
 しかし、実際に甲状腺がんで亡くなるのは、全ての死亡者の中のわずか0.1%。つまり、1000人に1人のみである。
* 現在の医学技術で「早期がん」として発見できるのは、直径1センチ前後の大きさである。しかし、この程度の大きさは、
 がんの一生の中では30回くらい細胞分裂を繰り返した後の晩期の段階である。
* 最近の研究では、「がんは大きくなってから転移する」というのは間違いであることが明らかになってきて、
 「がん細胞はできるとすぐに転移する能力がある」の方が正しい。
* 著者の経験によれば、逸見政孝さんのようなスキルス性胃がんの場合、胃の全摘出手術を受けずに放置した患者で1年以内に
 死亡した例は皆無で、ほとんどの人は3年以上生きていた。
* 世間でがんと診断される病気の中には、本物のがんと、がんもどきがある。がんもどきは治るが、本物のがんは発見された時
 すでに他に転移を繰り返しているので治らない。がんもどきは放置しておいても命に関わりがないので、手術をしてもしなくても
 同じ。本物のがんは手術してもすぐ再発するし、手術で体力が落ちることからかえって死期を早める。本物のがんを放置した
 患者の多くは末期になってもほとんど痛まない。患者の多くは最後まで意識を持ちながら、苦しむことなく枯れ死んでいく。
 がん治療しようとすると、治療による痛みに苦しめられ、通常の人間らしい暮らしを根こそぎ奪われてしまう。
 というわけで、がんは治療せずに放置するに限る……。
*「予防医学は患者を呼ぼう医学」「大学病院は、いい実験を受けられる病院」など・・・
*「早期発見と早期治療でがんは治る」という世間の常識とは、現実はまったく逆である。悪性は、関係ない?
 ▼ 「悪性のガンなら、遅かれ早かれ死んでしまう。それなら手術や抗がん剤などの治療などすべきでない」という
  二人の主張するのも道理で、身近の人のガン死をみていると同感である。とはいえ、ガンで死なない注意をしているか
  どうかで大いに違ってくるのも確か。タバコを吸い、酒をビールなら二本、日本酒なら2合以上を飲み続け、ストレスと
  運動不足などが加わると、ガンリスクは大きくなるのは当然である。還暦まで生きたら、後は野となれ山となれ、か。
・・・・・・
4132, 脳の中の小さな存在
2012年07月18日(水)

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