ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4472, 余命半年 ー6
   *「余命半年」の前に待ち構える、10年間の介護か寝たきり! 
「もう治療の余地がありません。あとは内科か、ホスピスに行って下さい」という三行半の後、「余命半年」と宣告されるのは。
死刑宣告に匹敵する最も恐ろしい宣告である。 最期はホスピスで5%、自宅10%、それ以外は病院で亡くなるという。
その宣言を受けて恐怖に身を悶えながら死んでいく人が数人に一人というから他人事ではない。 幸運にも、そうでない場合、
「男性が9年、女性が12年間も、病院か、介護を受け亡くなっていく」現実が待っている。 
 80歳過ぎなら分かるが、平均としても70歳過ぎで、半数が介護か寝たきりとは、驚き。それからして余命を告げられ早々、
亡くなるのも一つの道。 女性は男より生死に対して現実的で、未練は少ないという。 死ぬのも大変だが、生き続けるのも大変。
更に大変なのは、「90歳過ぎても心身がシッカリしている方が大変」と、親戚から聞いたことがある。 
 団塊世代が、あと数年で古希(70歳)になるが、大きな社会問題になる。 植物人間になり管につながれ生きているより、
死ぬ権利もあってもよいが、意図的に死なせるのは現在のところ禁じられている。
 ところで「余命半年」と宣言された時、冷静でいられるだろうか。直ぐに実感として受け入れられなくとも、少し経てば、
その恐怖に愕然とするはず。 家内とは互いに余命を知らせないと前もって約束をしているが、直ぐに直感で知ることになる。
 哲学的に考えれば、自分の死は存在しない。 とはいえ、心身とも日々、弱っていくのは実感すれば、夜半に独り、死の恐怖に
震え慄くことになる。 全ての人は死ぬが、交通事故やガンや脳溢血はキッカケで、死因は生まれてきたこと。
それでは自分にとっての仮定で、余命何年が良いのだろうか? 半年では末期で、心身とも余裕が無くなるというから、
一年が現実的目安となる。還暦過ぎれば、老後の心配などすることはない。さほど先が無いのだから。
 厳しい近未来を見つめ、その上で楽観的、積極的に一日一日を楽しむしかない。自分の身は自分で守るしかないが・・・

・・・・・・
4098、私は完全な本 "日本の自殺 'ー4を作った
2012年6月14日(木)
     * ローマ帝国衰亡との類似
  予言の書で、日本とローマ帝国衰退と類似点として、エゴの氾濫と悪平等主義の流行を上げている。極端に現れ出ているのが
 日本で、これは世界中の各国の共通問題でもある。その中で、情報化による情報の氾濫。情報は平準を求めるもの。
 ローマ帝国のサーカスは現代ではTVになる。それと都市、とくに首都圏への集中化も同じである。
≪ 諸文明の没落の原因を探り求めて、われわれの到達した結論は、あらゆる文明が外からの攻撃によってではなく、内部からの
 社会的崩壊によって破滅するという基本的命題。 過去のほとんどすべての没落した文明は、外敵の侵入、征服、支配などの前に
 自分自身の行為によって挫折してしまっていた。ほとんどすべての事例において、文明の没落は社会の衰弱と内部崩壊を通じての
 ”自殺” だったのである。 いかにローマは滅亡したのかについては以下の5つの理由を挙げている。
・第一に、巨大な富を集中し繁栄を謳歌したローマ市民は、次第にその欲望を肥大化させ、労働を忘れて消費と娯楽レジャーに明け暮れる
 ようになり、節度を失って放縦と堕落への衰弱の道を歩み始めた。それはまさに繁栄の代償、豊かさの代償とでも呼ぶべきものであった。
・第二に、ローマ帝国各地から繁栄を求めて流入する人口によってローマ市の人口は適正規模を越えて膨張に膨張を続け、
 遂にあの強固な結束をもつ小さくまとまった市民団のコミュニティを崩壊させてしまった。
・第三に、これらローマ市民の一部は一世紀以上にわたるポエニ戦争その他の理由で土地を失い経済的に没落し、事実上無産者と化して、
 市民権の名において救済と保障を、つまり「シビル・ミニマム」を要求するようになった。よく知られる「パンとサーカス」の要求である。

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06月14日(金)
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