ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4357, 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 −2
          「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」 橘玲 著
  * 愛情空間、友情空間、貨幣空間
 私たちは、まず家族、そして友人を第一に考える。そして職場の仲間、定年になれば趣味仲間になる。
しかし貨幣を媒体とする買い物やサービスを受ける付き合いもある。それらの空間を、愛情空間、友情空間、貨幣空間という。
家庭、職場、お店という空間である。その中で、いざとなると金である。その魔力に、その隠された本性が現れ出る。
貨幣で世の中の9割以上を買うことが出来る実感がする。その本質は交換手段だが欲望を満たす手段になる。金は自由そのもの。
勤め人が我慢して働くのは、自分の自由を労働という不自由と交換するため。しかし得た賃金は、自由そのものになる。
その交換の場を貨幣空間という絶妙な表現が良い。お金ほどグローバル価値のものはない。空気と同じで、それが無くなれば
今日の食事もままならなくなる。 ーその辺りの要約すると
 ≪ 私たちにとって、一番大事なのは、家族や恋人などの関係である。これが八割ほどとみてよい。
 そして残りの19%が友人関係。ここには会社などの人間関係も含めて「政治空間」という。そして残りが貨幣関係。
 この関係は商品などを通して世界中ともつながる。中国製のユニクロのシャツなどは、その典型である。
 その関係は空間にある。
・愛情空間は2〜10人ぐらいの小さな人間関係で、半径10Mぐらい。ところが、この小さな世界が、人生の大半を占める。
 人間は太古より、愛情空間の出来事の中で、愛情を作ってきた。人間社会は親族のネットワークで構成されていて、
 それを最優先をしても、誰も咎めをしない。愛の至上主義は、生命の進化の過程で人類の遺伝子に組み込まれてきた。 
 だから、愛が無くなるなどありえない。
・友情空間は、最大でも20〜30人ぐらい(普通は10人前後)、半径100Mほどの人間関係。政治空間まで広げても
 100人ぐらいでしかない。友情空間が大事なのも、人間が社会的動物だからだ。狩猟採集の時代、過酷な自然環境のなかで
 人類の祖先は群れをつくって身を守ってきた。群れから追放されることは死を意味していた。
・貨幣空間は、人間関係においては、わずかに1%だが、実際の範囲は、90%、いや99%を占めているといってよい。
 貨幣空間は、農耕と取引によって成立してから僅かに一万数千年しかない。ここに私たちが、貨幣空間に極めて少ない
 価値しか認めない理由がある。進化の歴史の重さによって、愛情や友情という人間関係に比べ、貨幣を介するつながりの
 重要性を正しく理解できないのだ。≫
▼ その貨幣価値は、一歩、愛情空間と友情空間を出ると、ほぼ全てが貨幣空間になる。新幹線に乗り、東京で同級会に
 出席してみれば分かる。その会も、友情空間と貨幣空間のミックス。家を出て、帰るまで、全てが貨幣空間になる。
 現実のシビアさと、家庭の温度はあまりに大きい。とはいえ、愛情空間と友情空間も、残酷で残忍の一面がある。
 愛憎空間というか。 ところが、これにネット空間が別に出来て、現実社会を覆ってきたのだから・・・  ーつづく
・・・・・・・
3982, スポーツジムに10ヶ月
2012年02月19日(日)
   スポーツジム(SJ)に通い始め、あと50日で一年になる。金曜と日曜が公営のミニSJで、それ以外が近くの大型の民営のSJに通う。
一挙に緊張感から解放された反面、ストレスによるウツ予防対策として身体を動かすことと、セカンドルームとしての場所の確保には、
スポーツジムがうってつけ。 身近の人の倒産劇で、ストレスが暴発したり、酒浸りになり廃人同様になったのを見ているので、
とにかく運動でストレス解消と、二つスポーツジムに通いだした。 元々、二年前からの早朝のサイクリング一時間を習慣化していた
(4〜11月)。 それを加えて一日三時間は運動をすれば、目先の辛い一年を乗り越えるだろうと始めた。 気分転換には良い反面、
地元のため知れ渡ったのだろう、冷たい視線や聞こえるような陰口もあったが、内語の「シロアリ」の10回の繰返しで、実際に

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02月19日(火)
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