ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4335, 閑話小題 − ドラマ メイドインジャパン
* ドラマ メイドインジャパン
一昨夜土曜21時、NHKのゴールデンタイムのドラマ「メイドインジャパン(1)」が面白い。 三回シリーズの一回目。
粗筋といえば ≪ タクミ電機営業部長・矢作(唐沢寿明)は、譲原会長(岸部一徳)の特命で余命3か月の会社倒産の危機を
回避するため再建戦略室を立ち上げる。財務課長・柿沼(吉岡秀隆)、工場長・西山(國村隼)など7人の社員が秘密裏に集められ、
リチウムイオン電池市場で勝負をかけることに。だが中国企業がタクミの技術を盗用し、契約も奪われる。矢作は柿沼たちと中国に
渡るが、現れたのはかつての同僚の技術者・迫田(高橋克実)だった。≫
戦後世界を制していた日本の家電メーカーのパナソニック、ソニー、シャープなどが大赤字になり、その存続さえ危ぶまれている。
10年前、世界のテレビの日本メーカーのシェアが62%だったが、現在では28%まで落ち込んでいる。そして、株価は暴落。
パナソニックとシャープとサンヨーとソニーをプラスして四で割ったようなタクミ電機を題材に、倒産直前の会社の建て直しを
物語にしている。現在のメーカー全てに関わる問題だが、時期が時期だけにリアルで深刻である。シャープは現在、その真っ只中。
それも土曜日のゴールデンタイムに、辛辣に日本の現状を集約した物語だから恐れ入る。
ところで、パナソニックは明らかに間違った戦略をうち出したのは私でも分かる。スマートフォンと家電を結びつけた商品戦略。
方向は正しいが、付加価値をつけて値段を上げようというなら間違い。二割以上高くすれば、ニーズから外れるが、5割も高そう。
この間違いは数年後のパナソニックの破綻を暗示している。中流の人たちの収入は、セキを切ったように減っているのに、
何が高付加価値か。 目指すべきなのは、ノートパソコンのカテゴリーキラーになったタブレットPCやスマートフォンのような、
商品開発。 1〜2人用の電気自動車とか、書斎型電気ワゴン車、ペットロボット、電子眼鏡情報機器、水上電気スクーターとか、
電気ボート、ミニ菜園、それも電子化でコンパクトで発育を早めるものとか、傘型かテント型のワンタッチでミニシアターなどの
別世界になるものなど、発想の転換(カテゴリーキラー)が必要。 それにしても、中国の広大な工場と工員の群れには驚いた。
眠れる獅子が眼を覚まし、暴れだした。制御が利くうちはよいが、コントロール不能になったら、手がつけられないだろう。
・・・・・・
3960,ファイナル・クラッシュ ー7
2012年01月28日(土)
* 日本をいかに安楽死させるか ー 「ファイナル・クラッシュ 世界経済は大破局に向かっている!」石角完爾
【 2011年5月下旬、アメリカの下院の外交委員会で、「ジャパンリスクレという名の小姿員会が開かれ、そこに日本の大使が呼ばれた。
アメリカ議会では、日本国債はいつ暴落するか、そのときにアメリカとしてどう対応すぺきかという問題を公式に研究しているのである。
誰がどう見ても、日本政府の財政破綻は防ぎようがない。それは日本経済全体に波及する。日本にとって大震災以上の津波が押し寄せてくる。
その時、どうやってアメリカ経済を日本政府の破綻から切り離し、日本を安楽死させるか、そのためのメソッドを研究している。
彼らは、どうせ型通りの発言しかしない日本の大使から何か意味のある話を聞けるなど思ってはいない。 日本経済の先行きについて、
アメリカ政府ではすでに彼らなりの崩壊のシナリオを描いているはずだ。その内容を再確認する一環として日本の大使を呼んだのだろう。
日本を単独で安楽死させる方法として、どのような形が考えられるだろうか。一つは日本の国債の格付けを一気に一〜二段階下げてしまう
やり方がある。寝耳に水のデフォルトでは世界経済が混乱する。しかし「投資不適格」レベルにまで格下げをした後でなら、日本国債が
デフォルトしても「やっぱりね」ということになり、市場の動揺も抑えやすい。・・・
現在1・1%ほどの国債発行金利が1.6、2.0%近くに達する可能性がある。市場の国債の価格がそれだけ下がると、長期金利が上がってくる。
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01月28日(月)
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